SHOEIは、靴下専門店「靴下屋」「Tabio」などを展開するタビオと協業し、コラボレーションソックスを商品化した。9月からSHOEI Gallery各店舗などで販売を開始。ヘルメットを中心としてきたSHOEIブランドの商品領域を広げ、バイクユーザーとの新たな接点づくりにつなげる。
協業での商品は「SHOEI クラシックロゴ ソックス」「SHOEI ロゴ ソックス ミドル」の2種類。いずれもホワイトとブラックを設定し、税込価格は2420円。25~27cmのサイズ展開で、SHOEI Gallery各店舗および公式オンラインショップ「SHOEI Gallery Original」で販売する。
特徴はヘルメットメーカーであるSHOEIと、靴下を専門とするタビオという異業種企業の組み合わせが注目される。SHOEIにとっては、ヘルメットそのものの機能や性能を訴求するだけでなく、日常生活やバイクライフの中でブランドに触れる機会を増やす取り組みとなるといえる。
特に二輪用品市場では、ヘルメットやウエア、グローブなど走行時に使用する用品に加え、バイクを趣味として楽しむユーザーの日常生活に関連した商品への広がりもみられる。今回のソックスも、そうしたバイクライフ全体を意識した商品展開の一つと位置付けられる。
一方、タビオは国内で「靴下屋」「Tabio」「Tabio MEN」などを展開し、靴下の企画・製造から販売までを手掛けている。今回の協業では、同社が持つ商品企画や生産ノウハウを生かし、SHOEIブランドとのコラボレーション商品を開発した。
SHOEIでは、これまでにもヘルメットを核としながら、アパレルやグッズなど周辺カテゴリーへの商品展開を行ってきた。今回、靴下という日常的なアイテムでタビオと協業したことで、SHOEI Galleryを訪れるユーザーに対しても、ヘルメット以外の商品を通じたブランド訴求が可能になる。
また、異業種企業との協業によって、それぞれが持つ顧客層やブランドイメージを掛け合わせられる点もポイントとなる。二輪市場のユーザー人口が縮小する中、既存の二輪ユーザーだけを対象とした商品展開にとどまらず、バイクを取り巻くライフスタイルまで含めてブランドとの接点を増やしていくことは、今後のブランド戦略の一つになりそうだ。
タビオとの協業は、SHOEIにとって初の取り組みとなる。ヘルメットという主力商品以外で、どのようにブランドの世界観を発信し、ユーザーとの接点を広げていくのか。今後の異業種との協業や商品展開にも注目される。






