日本、予約販売開始 HDジャパン
日本市場では同27日、法人ハーレーダビッドソンジャパンが正規ディーラーで発表された2022年追加モデル8機種の予約販売を開始した。発売モデルはパフォーマンス・クルーザー「ローライダーS」と、新たなダーク&ブロンズ仕上げの精悍なスタイル、足回りが特長のSTシリーズ「ローライダーST」「ロードグライドST」「ストリートグライドST」の4種、メーカー自らカスタムを施したCVO(カスタムビークルオペレーションズ)の限定生産モデル4種。
■ローライダーS/同ST
「ローライダー S」は、2022年モデルからはMilwaukee-Eight117を搭載し、約5%のトルクが向上した。アナログタコメーターとデジタルスピードメーターを新たに装備し、ライダーの視線により近い位置に計器を配置。燃料タンク上部にはバッジを配した薄型のテクスチャーブラックタンクコンソールを採用した。Radiateキャストアルミホイールはマットダークブロンズで仕上げられ、ダークな世界観を強調している。
STシリーズ「ローライダーST」は、ローライダーSをベースに、伝説のウィリーGダビッドソンの歴代するモデルデザインを継承する新型デザインのフェアリングと、着脱可能な大容量53.8ℓのサドルバッグを装着した。標準のシャシーモノショックよりも背の高いリアモノショックを装備し、乗り心地を向上させたという。リーンアングルを1度以上大きくして、ダイナミックなパフォーマンスとアグレッシブなコーナリングを提供するという。
■ストリートグライド S/ロードグライド ST
STシリーズのグランドアメリカン・ツーリングでは「ストリートグライド ST」、シャークノーズフェアリングの「ロードグライド ST」の2機種。ストリートグライド ST」も西海岸のスタイリングを踏襲し、ブラックで統一した。フロントフェンダーをトリミングし、スポーティな外観と軽量化を図るとともに、標準長のサドルバッグをエクステンドバッグに変更した。また頭部への衝撃を抑えるスプリットストリームベントと薄型のダークウィンドシールドも装備しツーリング時の快適性と安全性をより高めた。
シャークノーズ ロードグライド フェアリング特徴の「ロードグライド ST」は、オンロードをよりスポーティに走破したいライダーに最適な設計を施したプレミアムツアラーとしている。フェアリングの上部には薄型のダークウィンドシールドを備え、薄型のエンジンガードとタンクコンソールを組み合わせた。前方に露出したエアクリーナー エレメントを有するヘビーブリーザーインテークが、パフォーマンス優先のスタイリングをさらに強調する。
両モデルもMilwaukee-Eight117 V-Twinエンジンのパワーを新しいダーク&ブロンズ仕上げで表現し、
ビビッドブラックとガンシップグレーの2色カラー展開とした。3,500回転で最大トルクを発揮するよう設計され、ツーリング中にスロットルを回す毎に、安心と力強さを体感できるという。
■CVO4モデル
CVO4モデルもMilwaukee-Eight117エンジンを搭載したのに加え、最新安全技術「コーナリング・ライダーセーフティ・エンハンスメント」、ロックフォード・フォズゲート社製の高性能ハーレーダビッドソンオーディオも含む先進の「Boom!Box GTSインフォテインメントシステム」も装備。類をみない豊富な色彩のカラー採用したCVO専用のペイントカラーとデザインも大きな特長となっている。CVOでは「CVO ロードグライド」(写真左上)は、デュアルLEDヘッドランプとフレームマウントしたシャークノーズフェアリングが主張するスタイリングで、専用21インチフロントホイール、各種のカスタムペイント、ディティール各部のこだ割ったクラフトマンシップを象徴する。
「CVO ロードグライド リミテッド」(写真右上)は、シートヒーターとグリップ、大容量のラゲッジラックを後方に備えたプレミアムツアラー。パートナーを後部に乗せても快適に長距離ツーリングを楽しめる。3つの限定カラーをよういした。
「CVOストリートグライド」(写真左下)は、バットウィングフェアリングのクラシックなシルエットを基調にし、カラーはハイテールイエローパール、エンビアスグリーンフェイド、ブルースティールの3種類と、多彩な仕上げパターンとした。
普通自動車MT免許をお持ちであれば大型二輪免許を保有しなくても乗ることができる、三輪のトライクでは「CVO トライグライド」(写真右下)が登場。3つの車輪で安心感を提供するという。カラーはダンテスレッドフェイドが用意された。