Gachaco　　シェアモビリティサービス会社でEVバイクとバッテリーシェア開始

モビリティシェアサービスの開発・運営などを行うOpenStreet株式会社（工藤 智彰・社長）と、スクーターの交換式バッテリーと交換ステーションを展開する株式会社Gachaco（渡辺一成・CEO）は業務提携した。12月23日よりOpenStreetが運営するシェアモビリティサービスのプラットフォーム「HELLO MOBILITY」で、EVスクーターおよび交換式バッテリーのシェアリングサービスをはじめた。

 

 

サービスはOpenStreetが提供するシェアモビリティサービスのプラットフォーム「HELLO MOBILITY」に、新たにEVスクーターを導入するもの。同プラットフォームに新たにGachacoが提供するバッテリーシェアリングを展開し、EVスクーターの利用からバッテリー交換までの一連のサービスを提供する。

サービスの提供で近距離や中距離の交通利便性を向上させ、誰もが行きたい場所へ自由に移動できる社会の実現を目指す。再生可能エネルギー由来の電力を利用するモビリティを普及させることを目指し、サステナブルな低炭素社会の実現に貢献するとしている。

 

まずは法人利用の拡大を図り、日常的な営業活動における移動手段として活用してもらうほか、物流の小口化・多頻度化を背景に短距離モビリティの需要が増加しているフードデリバリー、日用品のクリックデリバリーなど行う物流事業者へサービスの提供を進めていく考え。

 

 

シェアリングサービス開始は、東京都の城南エリアの港区や品川区、目黒区、大田区、世田谷、渋谷区を中心に展開し、順次EVスクーターの導入台数およびGachacoステーションの設置場所を拡大するとしている。

 

 

すでに自転車・バイクの駐車場管理運営を行うサイカパーキング株式会社や、第一生命保険株式会社は世田谷区で進めるまちづくりで、シェアサイクルとカーシェアリングに並ぶ新たなシェアモビリティとして導入を予定。東急不動産株式会社も新たなEVモビリティの普及へ向けて、東急不動産のオフィスビルになどで導入を予定。

 

 

シェアリングサービスの利用方法は、OpenStreetのシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」のアプリより、ＥＶスクーターのステーション検索、予約・決済およびGachacoステーションの検索・利用まで簡単に行える。また、専用のステーションであればどこでも返却できる。