
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW Motorradのクルーザー・モデルである新型「R 18(アール・エイティーン)」の4モデルの受付け販売を開始した。新型はスタンダードの「R 18」と「R 18 Classic(アール・エイティーン・クラシック)」「R 18 B(アール・エイティーン・ビー)」「R 18 Roctane(アール・エイティーン・ロクテイン)」の4モデル。
BMW Motorradは2020年にR18でクルーザー・セグメントに再参入。同年にはR18 Classicを発表。2021年ではR18 Bをビッグ・ボクサー・ヘリテージ・シリーズに追加し、ハイウェイ・クルージングを楽しむためのバガー・スタイルを登場させている。2023年にはR18 RoctaneをR18ファミリーのメンバーに加え、カスタム・バガー・スタイルでの優れたクルージングとツーリングを提供。
2025年型モデルでは、デザイン、快適性、技術の面での向上が施された。ビッグ・ボクサーはすべてのR 18モデルでエンジン制御の改訂によりEuro 5+の排ガス規制に適合。最大トルクは67 kW(91 hp)の1802ccビッグ・ボクサーで、5Nm増加して3000rpmで163Nmに達するという。2000から4000rpmの範囲では、常に150Nm以上のトルクが利用可能で、絶対的なライディングの楽しさを提供するとしている。
◆R18
R18は、新たに作られたフロントおよびリヤ・ホイール・カバーのデザインと18インチのリヤ・ホイール(以前は16インチ)を備え、新しいホイール・デザインにより、これまでよりもダイナミックな外観を持ち、真のクルーザーのキャラクターをさらに強調させた。以前はクラシックな丸いアーチ・スタイルであったフロント・フェンダーは、今や彫刻的な表面の隆起により、より現代的でダイナミックな外観を持たせた。
◆R18 Classic
同モデルは、ノスタルジックなツーリング・モデルとしてのキャラクターをさらに磨きをかけ、洗練されたデザイン・スタイルの恩恵を受けているという。目を引く新機能では、R18 Bから採用されたフロント・マッド・ガードで、19インチのスポーク・フロント・ホイール(以前は16インチ)と組み合わされた。フロント・フェンダーは、スタイリッシュな効果のために大幅に低くされたマッド・ガード・エクステンションを組み込んでいる。
新しいフェンダーはR18 Classicのフォーク・スリーブと調和し、ノスタルジックなツーリング・セグメントであることを、自信を持って強調しているという。新しくデザインされたサイド・カバーや円形断面のリア・サイレンサーと共に、R18 Classicはさらにクラシックで本格的な外観を持つようになっているとしている。
◆R18 B/R18 Roctane
R18 BとR18 Roctane は製品特性、表面、塗装に関して新たなテイストを取り込み、また、新色の「ドラゴン・ファイヤー・レッド・メタリック」を設定した。