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BMW 22年の戦略 ヴィードマン社長  モトラッド佐伯GM、販売目標「6000台」は継続

BMW 22年の戦略 ヴィードマン社長  モトラッド佐伯GM、販売目標「6000台」は継続

2022.03.01

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BMW 22年の戦略 ヴィードマン社長  モトラッド佐伯GM、販売目標「6000台」は継続

ビー・エム・ダブリューは2月16日、四輪車、二輪車のモトラッドの電動駆動「CE04」発表の場で、クリスチャン・ヴィードマン社長が今年の戦略について述べた。二輪部門モトラッド責任者である佐伯ジェネラルマネージャーはCE04をアピールした。

 

発表の中でヴィードマン社長は昨年、の実績にについて取り上げ、四輪車の販売は「BMWが3万5950台、ミニは1万8211台、モトラッドは5866台を販売した。コロナ禍の中で健闘した。売り上げも前年を上回った。」と述べた。さらにヴィードマン社長は続け。昨年のモトラッドでは14車種を発売し「特に(販売台数で)過去最高を記録できた」と強調した。

 

また、オンラインストアでは「強化したい。特にシステムでの機能や利便性に力を入れる」と述べた。

 

一方で、「持続可能性のサスティナビリティは、我々の取り組みの中心にある。約束は守る会社だ」とした上で、昨年開設したアジア最大規模の部品物流施設RDC印西では、ドイツの木材利用や梱包用段ボールも再生利用しており、一層の消費効率を上げるなどと述べた。

 

本社オフィスも移転。今年1月に同社は、それまでJR東京駅前のグランド東京サウスタワー内にあった法人本社オフィスを、港区の汐留に移転した。主に「プロジェクトごとに働きやすい環境にした」としている。従来の定位置での仕事、作業デスクは設けずに自由場所で仕事をできるようにしたもの。

製品では、2022年のモトラッドの戦略車は5機種を予定。このうち電動駆動の「CE04」、ツアラーモデルの「K1600GTL」「K1600B」「K1600GT」の4機種を発表した。CE04は、昨年12月にモトラッドの責任者に就いた佐伯要ジェネラルマネージャーが特徴を紹介した。

 

 

ヴィードマン社長が挙げたオンラインの強化では、同社は一昨年、コロナがまん延し多くのユーザーは自宅待機時間が増えた環境下で、四輪車本体ではオンラインによりユーザーとディーラーが商談から決済まで行える取り組みを始めた。

 

モトラッドでのオンライン販売については、本サイトが先頃、佐伯ジェネラルマネージャーに取材した中で、モトラッドでは近年より目指してきた年間販売台数6000台について「2022年にも目標にしている」と述べている。さらに四輪車部門同様に、車両本体のオンライン販売については「市場とのタイミングやチャンスがあれば考えていく」と言及。ユーザーがウェブ上で購入する意識が高まれば、モトラッドで、コミューターモデルの車両オンライン販売も実現可能との考えを明らかにしている。

 

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