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AJ埼玉 岡田理事長が再任  総会、来年から6月開催に  懇親会に国会議員ら多数

AJ埼玉 岡田理事長が再任  総会、来年から6月開催に  懇親会に国会議員ら多数

2023.06.02

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AJ埼玉 岡田理事長が再任  総会、来年から6月開催に  懇親会に国会議員ら多数

AJ埼玉(埼玉オートバイ事業協同組合)は5月24日、「第29回通常総会」を大宮市内で開き、すべての議案で可決した。役員改選では岡田隆幸・理事長の再任を決めた。令和4年度の収支報告では当期純利益を上げ次期繰越剰余金を上積みした。一方、今後は総会開催時期をこれまでの5月から6月に変更することにした。

 

 

AJ埼玉は地域のバイクユーザーの環境改善に向けて活動する二輪車販売店組織。二輪車の健全な普及、交通安全などに寄与するほか、行政などへ二輪車の駐車所施設の設置やETC関連の助成金、高速道路料金の減額などへの改善に取り組んでいる。

 

 

総会では全組合員数103人中、委任状を含めた出席者は83人の中で各議案の審議が行われた。審議は令和4年度の事業報告と決算関係、令和5年度の事業計画と収支予算案および借入金の最高限度額、定款の変更、役員改選のすべての議案で可決した。

 

 

このうち令和4年度における事業報告では毎月第二火曜のオークション開催では前年度同の11開催で、出品台数で前年度比10台増の375台であったが、単価では同5万3874円が6万5825円に上昇、取扱額は21%増え2066万9000円を上げた。一方で二輪自動車ローンの扱高は前年度比29%減少した。またETCセットアップ件数は約100件増え276台、車載器販売台数は9.5%増の810台であった。

 

議案はすべて可決された

 

共同宣伝では「グッドライダー防犯登録」「club AJカード」の普及活動。さらに11月に県警本部や自衛隊埼玉地方協力本部、首都高速道路などの協力を得て交通安全と二輪車の普及を目的としたイベント「彩の国埼玉バイクフェスタ・スキルアップ講習会」を開催した。決算では経常利益でプラスとし当期純利益を確保し次期繰越剰余金を上積みした。

 

 

令和5年度では、すでに4月にバイク普及のための「まるごとバイクフェスティバル」、5月10日には「春の全国交通安全キャンペーン」に合わせプロテクター着用の啓蒙活動を実施。今後は6月11日に「埼玉バイクフェスタ チャレンジ走行会」、11月には「同スキルアップ講習会」、来年3月に「同レディース&ビギナーレッスン」を開催する。そのほかの各事業でも各活動を継続すると同時に、積極的に取り組むことを確認した。

 

 

一方、任期満了にともなう役員改選では、岡田理事長をはじめ理事、監事は再任となる人事を決めた。理事であった渡辺渡芳亮氏は副理事、副理事であった浅見冨司雄氏は理事相談役に就いた。

 

再任が決まった岡田理事長

 

定款の変更では、これまで通常総会は事業年度終了後の2ヵ月以内の開催としてきたが、令和5年度以降は年度終了後の3ヵ月以内とすることにした。3月の年度終了より2ヵ月の5月までに総会を開催してきたが、5月は大型連休やイベント開催なども重なり、限られた人数の中で総会準備期間が短いため事業年度終了後の3カ月以内に延長し、今後は6月に総会を開催することにしたもの。

 

 

総会後は「AJ(全国オートバイ協同組合連合会)大村直幸・会長とかたる、二輪業界のこれまでと今後」と題したAJ講演会と、AJ埼玉の関係者らが参加した懇親会を行った。AJ講演会では原美光・理事相談役が加わり改めてAJ埼玉設立からこれまでの生い立ちなどを振り返り、大村AJ会長は各組合の意義やAJのこれまでの活動、業界の現状、組合の必要性などを取り上げた。

 

AJ大村会長の後援会では原・理事相談役も加わりAJの取り組みを述べた。

 

講演会で組合の必要性や理解を訴えるAJ大村会長

 

懇親会では黄川田仁志・議員、輿水恵一・議員、矢倉克夫・議員の秘書の中居俊夫・氏、石井章・議員、早坂あつし・議員、武正公一・前議員らが駆け付け、組合員らを励ますあいさつを行った。また、地元のアライヘルメットの新井章仁・副社長が音頭を取ってバイク業界、組合員らの発展を願って乾杯を行った。

 

 

◆新役員

理事長=岡田隆幸(サイクルロード イトー)/副理事長=片倉弘(バイクショップ ケイズ)、緑川平(みどり商会)、清宮達也(バイクガレージ達輪)、須永洋史(リトルウイング)、梅沢将平(BIKE-STUDIO)、渡部芳亮(メカニカルスポーツNABE)/理事(新)=関孝紀(セキモータース/理事相談役=原美光(原サイクル)、浅見冨司雄(ライダースショップ キャビン)/専務理事=吉川義則(事務局)/監事=大沢健治(オートプラザ大沢)、原田柳一(ハラダサイクル)

 

役員に決まった面々

 

◆総会での岡田理事長、来賓のあいさつ

議案審議の前に岡田理事長があいさつに立ち、参加した来賓へのお礼のことばに続き「第29回を迎え、なんとかこれまでやってこれたのは、組合員の皆様が手伝ってくれていることで、これまでやってこれた」と感謝のことばを述べた。また「今日は大勢のバイク関係の仲間にご参加いただいていますが、もっと大勢の方々に来ていただきたかったのですが、本日はズームでの参加もして頂いています。今回は役人改選ということもある」などと、総会参加の重要性を述べた。

 

 

来賓からの祝辞として、埼玉県警察交通総務課の中村聡・安全対策補佐、同生活安全部生活安全総務課の軽部智弘・課長補佐、埼玉県中小企業団体中央会の小野木孝・総務企画部長らが、それぞれの立場から組合員と同組合へ活動へのエールを送ることばを述べた。

 

 

また、AJ大村会長は「47都道府県の内、42の都道府県に組合ができました。今年は三重、東北6県も仲間に入り全国組織といってもよいのではないか。私はAJ会長になり6年になるが、私が組織に加わったのは22、3年前で当時は22組合ほどであったが、とうとうここまでこれた。残すは5県となり高知でも2年前に設立に向け説明会を行い、和歌山でも設立協議会があり間もなく設立される」などとAJの組織力が増していることを強調した。

 

 

 

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