広告掲載について
トップ販売店

9月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比27%増  全軽調べ  前年同期超え、20カ月連続に

9月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比27%増  全軽調べ  前年同期超え、20カ月連続に

2022.10.19

twitter facebook line
9月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比27%増  全軽調べ  前年同期超え、20カ月連続に

9月の排気量251㏄以上である「小型二輪車の販売台数」は大きく増加した。今年2番目に多い台数となり、多くの銘柄で比較的に前年同月に比べ大幅に増加した。前月の8月と比較では全銘柄で2桁の伸びとなる。1~9月までの累計台数でも20カ月連続で前年同期を超えた。

 

 

小型二輪車の販売台数をまとめる全国軽自動車協会連合会の調べによると、9月の小型二輪車の販売台数は前年同月に比べ27.0%増加して9971台であった。同クラスは2021年2月から今年6月まで、17カ月連続の前年月を超え、7月は前年同月を割り8165台にとどまったものの、8月からは再び前年同月比で増加し2カ月連続で増加した。前月の8月の7465台に比べても9月は33.6%増加し比較的に大幅に伸ばした。

 

 

銘柄別の販売台数では、前年同月比でホンダは75.1%の増加で3839台であった。ホンダは8月の2400台に比べると9月は60.0%の大幅な増加となる。ヤマハは同35.7の減少で976台であった。ただ、ヤマハは8月の799台に比べ22.2%の増加となる。スズキは同38.9%増加し796台であった。スズキは8月の701台に比べ9月は13.6%増加となる。カワサキが同36.8%の増加で1858台であった。カワサキは8月の1354台に比べ9月は37.2%の増加とした。輸入車などのその他は同13.3%の増加で2502台であった。その他は8月が2211台で9月は13.2%の増加となる。

 

 

1~9月までの累計販売台数については、全体で前年同期に比べ21.1%の増加で7万6636台となった。9月での累計台数が前年同期比を超えたことで、20カ月連続の前年同期比超えとなる。

 

 

銘柄別の累計台数では、ホンダが前年同期に比べ45.9%増加の2万4118台で、ヤマハは同27.4%減少の8171台、スズキが同19.5%増加で6069台、カワサキは同47.2%の増加で1万7806台、輸入車などのその他は同11.5%増加の2万0472台であった。

 

 

9月は前月の販売店での営業日数も夏休みで少なく、秋に向けた年間第二の需要期とあって販売増の要因として挙げられる。

 

 

一方で、各社で生産の遅れが続いているとしながらも、8月の出荷台数は前年同月比で33.6%の増加で、7月に比べても10.9%の増加で、累計の出荷台数では前年同期より20%を超える出荷台数となる。特に生産では原油などのエネルギーや、資材、輸送費などが高騰しているものの、国内の高い需要に対し各社とも大型車などの生産拠点は国内が比較的に多く、積極的に生産が行われていることが挙げられる。

 

twitter facebook line