9月「輸入小二の販売台数」前年月並み　　自動車輸入組合調べ　　今年の累計では同期比1.1％増

JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめた9月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録（販売）台数では、前年同月に比べほぼ同じ台数であった。前月8月に比べ増加した。1月からの累計台数では若干の前年同期超えが4月以降から続く。

 

9月の輸入小型二輪車の販売台数は、前年同月に比べ0.3％の増加となり2216台であった。前月8月の1776台に比べ24.8％に増加した。1～9月までの累計販売台数では、前年同期に比べ1.1％の増加を維持し2万0324台となる。累計では4月以降、前年同期を上回る傾向が続いている。

 

オートバイ流通新聞では9月は、8月よりもディーラーでの稼働日数が従来通りに戻ったほか、積極的な販売活動で前年同等を維持したとみる。一方、一部の銘柄を除きディーラーでの過剰在庫を抱えるという声も多く、直接的な需要としては捉えづらい面もないとはいえないとみる。

 

 

以下、主要銘柄とその他銘柄の販売台数、同クラスの市場や流通についての本サイトの見解を取り上げる。