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8月 中古バイク平均単価「高いまま」  業者間競売市場で  二輪車オークション協会調べ  流通は前年月比で増

8月 中古バイク平均単価「高いまま」  業者間競売市場で  二輪車オークション協会調べ  流通は前年月比で増

2023.09.05

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8月 中古バイク平均単価「高いまま」  業者間競売市場で  二輪車オークション協会調べ  流通は前年月比で増

8月の業者間の中古バイクオークションの平均単価が2ヵ月連続で20万円を超え高い状態が続く。オークションの総出品、成約の台数は前年同月に比べ増えたものの、前月7月に比べると出品、成約の台数は減った。

 

 

日本二輪車オークション協会(JABA)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもの。JABA加盟会場全体の8月の流通台数によると、出品台数は前年同月に比べて18.0%増加して3万1984台で、このうち成約台数が同9.8%増加の2万6142台、成約率81.7%であった。前月の7月の3万4139台6.4%少なく、7月の成約台数2万6764台に比べで2.4%少なかった。成約率は7月が78.4%であったが8月は3.3ポイント上昇し、出品台数の割に成約が7月よりも高まった。出品台数では今年1月より連続して前年同月を超えた。

 

 

出品について8月は主要10会場において7月は39回開催、8月は2開催多い41開催で7月よりも若干開催が多いが、その割に8月は台数自体に伸び悩みのないとは言えない。

 

 

今年8月までの累計台数は、出品台数が前年同月に比べ8.4%増加の28万0715台、成約台数は6.5%増加して23万1277台となった。今年の累計台数でも8月まで出品、成約ともに前年同期を超え続けいている。

 

 

JABAが集計したデータを基に、本サイトにより主要10会場の7月の落札車平均単価を算出。8月の平均単価は、前年同月の20万7894円に比べ2.6%減少し20万2532円であった。前月7月の20万4503円に比べ約2000円下落したものの、20万円超えとなり依然として高い状態で推移した。

 

 

8月の比較では前年月よりも前の月の7月との比較が注目される。8月は7月に比べて出品、成約ともに台数が減っていることについては、背景として新車の販売台数が伸び悩んでいることが挙げられる。新車購入時に発生する下取りも減少したといえそうだ。ただ、市場での新車台数が少ないという一因もあり、中古バイクの引き合いがあるものといえそうだ。

 

 

これによりオークションでの落札単価は、車種によって高低差があるものの、人気車両は応札が活発になり高値を付ける傾向がある。

 

 

一方、8月の主要10会場の単価と、流通台数の結果は以下の通り。(記事:鈴木香)

 

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