広告掲載について
トップメーカー

8月「輸入小型二輪の販売台数」前年比12.5%減に  輸入車組合  BMW・インディアンMは増加

8月「輸入小型二輪の販売台数」前年比12.5%減に  輸入車組合  BMW・インディアンMは増加

2023.09.08

twitter facebook line
8月「輸入小型二輪の販売台数」前年比12.5%減に  輸入車組合  BMW・インディアンMは増加

JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめる8月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数は前年同月、前月の7月に比べても減少であった。ただ、1月からの累計台数では前年同期比では増加を維持した。

 

 

輸入小型二輪の8月の販売台数は、前年同月に比べ12.5%の減少で1845台であった。今年、ロイヤルエンフィールドとベネリが同組合に加盟しており8月の両ブランドの販売台数を差し引いくと1745台となり、前年同月との比較では17.3%の減少が拡大する。8月は前月の7月の2116台と比べ12.9%減少となる。

 

 

 

1~8月までのロイヤルエンフィールドとベネリを含めた累計販売台数は、前年同期に比べ4.6%増加の1万7886台となる。今年2月以降6ヵ月連続で前年同期を超える。

 

 

主要5銘柄の販売台数では、ハーレーダビッドソンが前年同月に比べ85.3%で738台。BMWが同105.3%で396台。ドゥカティは同95.7%の135台。トライアンフMが同95.7%の224台。軽二輪車の販売割合が比較的に高いKTMは67.2%の86台であった。

 

 

主要各銘柄の1月から8月までの累計販売台数は、ハーレーダビッドソンが前年同期比92.0%で6547台。BMWは同115.9%で3810台。ドゥカティは同98.2%の1286台、トライアンフMは同129.0%で2840台。KTMが108.3%の909台となる。

 

 

そのほかの銘柄の累計販売台数は、KTMグループのハスクバーナMが前年同期比105.1%の474台、モトグッツイは同77.9%の247台、インディアンMCが同121.9%で306台、アプリリアは同59.7%の108台、MVアグスタは同41.5%で59台、ロイヤルエンフィールドは159.0%の965台となる。

 

 

8月の販売ではBMWとインディアンMが前年同期を超えており、特にインディアンMは39.4%と大幅な増加であった。ただ、累計台数ではBMW、トライアンフM、ロイヤルエンフィールド、KTM、ハスクバーナM、インディアンMが前年同期を超えており、堅調な販売を見せている。入荷状況の回復や新型の投入、各種キャンペーンの実施に加え、ディーラーの大型化や、改装、新規開設などが積極的に展開されていることが挙げられる。

 

 

※上記の販売台数には、メーカーの正規車両と銘柄によっては並行輸入車の販売台数が含まれている場合がある。

 

twitter facebook line