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7月「中古二輪の輸出台数」前年同月比プラス  財務省貿易統計より  6月比では50㏄以下だけ、台数・金額で超え

7月「中古二輪の輸出台数」前年同月比プラス  財務省貿易統計より  6月比では50㏄以下だけ、台数・金額で超え

2022.10.06

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7月「中古二輪の輸出台数」前年同月比プラス  財務省貿易統計より  6月比では50㏄以下だけ、台数・金額で超え

7月の国内から海外市場に輸出された「中古車の輸出台数」(=中古もの/財務省)は、前年同月に比べ14.2%の増加であった。排気量4クラスで前年月を上回った。海外市場での需要の高まりや円安も加わる一方で、日本市場での中古バイクの相場が高騰している影響があることも挙げられ、前年同月比では増加したが、6月に比べて51㏄以上では全クラスで減少した。

 

 

月の中古車の輸出台数の全体は、前年同月に比べて14.2%拡大し2万5926台となった。金額では前年同月比で34.0%増加し18億7277万円であった。今年は4月まで前年同月を割っていたが、5月以降は前年月超えが続いている。また、4月に前月の3月を割ったが、1月から右肩上がりの増加傾向で推移している。

 

 

排気量クラス別では、50㏄以下の車両が前年同月比で14.4%増加の1万9255台で、金額では同19.1%増加して5億9496万9000円。51~250㏄が同11.9%増加して5389台となり、金額は同44.4%増加し6億07126万5000円。251~500㏄では同0.9%減少の318台であったが、金額では同5.9%増加の8340万2000円。501~800㏄では同26.4%増加して364台で、金額にして同54.0%増加し1億7968万4000円であった。801㏄以上のクラスでは同38.6%増加の600台で、金額では同44.3%増加して3億4345万円であった。

 

 

7月は台数、金額では前年同月並みか、前年同月を超えたものの、前月の6月に比べると50㏄以下だけが台数、金額ともに超えただけで、それ以外の51㏄以上の4クラスでは6月に比べて減少した。

 

 

1月から7月までの全クラス合計の累計台数は、前年同期に比べ1.7%の減少で15万0529台にとどまる。同期で前年を割っているものの、4月以降では減少幅が縮小しており、累計台数は後半に前年同期を超えるとみられる。

 

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