6月の排気量126~250㏄である「軽二輪車の販売台数」は、前年同月比でマイナスとなった。上半期となる1月からの累計台数では、3月までの前年月比で増加したことで、前年同期比をプラスで維持した。6月は前年同日日で減少したものの、今年の上半期の推移でみると先月5月よりも増加となる。銘柄別では前年同月比ではカワサキと輸入車などのその他で増加した。
軽二輪車の6月の販売台数は、全国軽自動車協会連合会の調べによると、前年同月に比べ5.0%減少の7174台であった。先月の5月は前年同月で5.1%プラスとなったものの、6月では同割合で再び減少となった。
銘柄別の販売台数では、ホンダとヤマハ、スズキが前年同月に比べ減少し、カワサキと輸入車などを含むその他が前年月を超えた。ホンダは前年同月比で5.3%減少の3143台であった。ヤマハが同16.9%減少の1300台、スズキは同1.3%の減少で1313台、カワサキが同8.0%増加で820台であった。輸入車などのその他は同3.3%増加し598台であった。
6月は前年同月比で減少が目立ったが、先月の5月の全体の販売台数6348台に比べ、6月は13.0%増加となる。銘柄でも6月は5月に比べ、各銘柄で増加した。ホンダは11.4%増加、ヤマハが16.7%増加、スズキが26.6%増加、カワサキは5.1%増加となる。
今年1~6月上半期の累計販売台数では、全体で前年同期に比べ2.8%増加の3万8608台となる。銘柄では各銘柄ともに前年同期を超えている。ホンダが前年同期に比べ16.5%増加の1万7785台で、ヤマハは同29.5%減少の6444台、スズキは15.6%増加で6952台、カワサキは5.1%増加で4587台、その他は2.6%増加の2840台であった。