JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめた5月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数は、前年同月に比べ増加した。2月を除きすべての月で前年月超えが続く。1月からの累計台数でも前年同期比でやや伸びた。主要5銘柄ではBMWとトライアンフが前年月を超えた。
5月の販売台数は、前年同月に比べ3.4%の増加で2386台であった。前月4月の3070台に比べると22.3%の減少となる。4月は気温が上昇し需要シーズのほか、各地でモーターサイクルショーの開催後、各輸入元からの新型車発表などが相次ぎ、4月の購入から5月は大型連休もありバイクを楽しむといった時期になることで、5月は例年落ち込みやすい。1~5月までの累計販売台数は、前年同期に比べて2.2%の増加で1万0910台となる。
以下、主要銘柄とその他銘柄の販売台数、同クラスの市場や流通について取り上げる。