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4月 輸入小型二輪の販売  前年月比3.4%増加へ 自輸入組合  伸び縮小、今後に期待

4月 輸入小型二輪の販売  前年月比3.4%増加へ 自輸入組合  伸び縮小、今後に期待

2022.05.24

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4月 輸入小型二輪の販売  前年月比3.4%増加へ 自輸入組合  伸び縮小、今後に期待

JAIA(日本自動車輸入組合)が5月10日には発表した、今年4月の排気量251㏄以上の「輸入小型二輪車の新規登録」(販売)台数は、前年同月に比べ3.4%の増加で2566台であったと発表した。1月からの累計台数は前年同期に比べ16.7%増加となり8111台となった。

 

販売台数は同組合の加盟14ブランドとその他を集計したもの。単月で2500台の販売台数を超えたのは、2017年6月以来で58カ月ぶりとなり、新型コロナの影響による生産の遅れは、日本国内への入荷の影響はみられないといえる。ただ、前年同月のほどの伸びと、前の月の今年3月に比べても伸び幅は小さく、今後の動向に注目されるところと言えそうだ。

 

銘柄別の販売台数は、ハーレーダビッドソンが近年になく伸びており、前年同月比115.1%の1008台で、1月から累計台数は前年同期比で148.13%の3649台であった。BMWが同89.4%で439台、累計台数が同87.8%の1554台。ドゥカティは106.7%のプラスに転じ206台、累計台数でも同106.7%で574台。トライアンフMは80.5%で321台、累計台数は同112.9%の1062台。KTMが67.0%で144台となり、累計台数は同73.2%の391台であった。

 

輸入小型二輪車の増加については、市場での高い需要の中で、国産車の販売店への納入遅延が継続的に続き、輸入車の購入に流れるユーザーが少なくないことが挙げられる。さらに新型車が相次ぎ各輸入元より発表、発売が相次いでおり、同時に積極的なキャンペーンもあって比較的にうまく需要を取り込めていると言えそうだ。

 

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