大型中古バイクの輸出台数、金額が増え続けている。4月の日本から海外に輸出された「中古二輪車の輸出台数」(財務省)によると、前年同月比べて全排気量クラスの合計は減少であったが、801㏄以上の車両は前年比で5割近く増加、金額でも7割近く上昇した。増加傾向は51㏄以上のクラスで増えている。国内の中古バイク市場の価格相場にも一層の影響がでそうだ。
中古二輪車の輸出台数は、昨年4月の2万7191台に比べ3.9%の減少で2万6131台であった。前月3月の2万3136台よりも13.0%増加した。金額にすると前年同月の26億1643万9000円に比べ34.2%上昇の35億1046万8000円で、台数が減少したが金額は大幅に上昇した。全クラスの輸出平均単価は前年同月の9万6020円から今年4月では13万4300円に上昇。前月3月の13万8300円よりはやや安値となった。
4月の排気量別の台数と輸出金額、平均単価などについては以下の通りとなる。