JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめた3月の輸入小型二輪の販売台数によると、排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数は、前年同月に比べ微増であった。前月2月よりも需要期とあってプラスとした。ただ、1月からの累計台数では前年同期を割る。3月の主要5銘柄ではKTMとトライアンフが前年同月を超えた。
3月の販売台数は、前年同月に比べ0.2%の増加で2241台であった。前月の2月の1761台に比べて需要期とあって季節の変動で高まったこともあり27.3%の増加となる。KTMが大幅に増加したほかトライアンフモーターサイクルも2月に続き増加したことで全体を押し上げた。1~3月までの累計販売台数は、前年同期に比べて2.2%減少の5454台となる。
以下、主要銘柄とその他銘柄の販売台数、同クラスの流通や市場について取り上げる。