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3月「新車出荷台数」2ヵ月連続で前年月超え  自工会調べ  原付二・軽二で増加

3月「新車出荷台数」2ヵ月連続で前年月超え  自工会調べ  原付二・軽二で増加

2025.04.07

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3月「新車出荷台数」2ヵ月連続で前年月超え  自工会調べ  原付二・軽二で増加

3月の国内「二輪新車出荷台数」が前月に続き前年同月を超えた。自工会(日本自動車工業会)による3月の出荷台数は全体では前年同月に比べ5.5%の増加であった。しかし、前年同月を超えたのは原付二種と軽二輪で、排気量251cc以上のクラスの出荷台数は前年同月割れが続いた。

 

新車出荷台数はメーカーの生産工場から出荷した台数で、50㏄以下の原付一種から251㏄以上の小型二輪までの全クラスの流通台数を、一つの指標で確認できる唯一のデータとなる。国内オートバイ業界全体に影響するため、オートバイ関係者らが注目する重要な指標となっている。

 

3月の全排気量クラスの合計は、前年同月に比べ5.5%の増加で3万4228台であった。前月2月の2万9175台に比べ3月は17.3%の増加となる。排気量クラス別では、原付一種が7ヵ月ぶりに前年を割った。原付一種は、受注分のみの生産とみられ現行車と新基準原付の過渡期となるため、当面は期待ができそうにない。原付二種は2月に14ヵ月ぶりに前年同月を超え、3月も続けて超えた。ただ、趣味としての要素が強い251㏄以上の小型二輪は前年同月を割り、10ヵ月連続の前年月マイナスで今後の中古車市場に影響するものとみられる。

 

1月からの累計台数では、前年同期比4.2%の増加で8万8130台となり、2ヵ月連続で前年同期を超えた。

 

3月の各クラス別の出荷台数などについては、以下の通りとなる。

 

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