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22年「輸入小型二輪の販売」過去最高へ  輸入車協会調べ  12月も18年ぶりに更新  ハーレーは年間1万台超え

22年「輸入小型二輪の販売」過去最高へ  輸入車協会調べ  12月も18年ぶりに更新  ハーレーは年間1万台超え

2023.01.14

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22年「輸入小型二輪の販売」過去最高へ  輸入車協会調べ  12月も18年ぶりに更新  ハーレーは年間1万台超え

輸入小型二輪車の販売が著しい伸びを示している。JAIA(日本自動車輸入組合)による昨年12月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数が、前年同月に比べ35.1%増加して2491台であった。12月としては過去最高とみられるほか、年間台数でも過去最高の台数を上げたとみられる。

 

 

販売台数はJAIA加盟16ブランドとその他を集計したもの。昨年12月の販売台数は2491台であった。これまでの12月単月の過去最高台数は2004年の約2450台で、実に18年ぶりに過去最高を更新したとみられる。年間の累計販売台数でも2008年の2万5800台を超え、2022年では過去最高とみられる前年比13.9%増加の2万6271台となった。ただ、2008年時点よりも銘柄が拡大していることも寄与している。年間台数については、本サイトで取り上げた見込み台数2万5600台を大きく超えた。

 

 

本サイトの見識では、12月は例年、積雪地域のディーラーでは販売台数を伸ばしづらく、さらに年末休暇で営業日数も比較的に少ないため販売が伸び悩む傾向が強い。ただ、過去にはメーカーによってはキャンペーンなどにより台数を極度に稼いだ例があり、その後は流通段階で在庫が溢れるなど、結果的には値崩れを起こし中古車市場でも値が下がり、さらに新車販売へと影響を及ぼし悪循環、負の連鎖に見舞われる例が過去の歴史でも多々みられなかったとはいえなくない。こうした状態は、招いたメーカーはもとよりディーラー、ユーザーにとっても不利益になりかねず、昨年12月も同様の懸念が残るところでもある。

 

 

12月の銘柄別の販売台数については、ハーレーダビッドソンが前年同月に比べ133.5%の817台。BMWが同140.5%で758台。ドゥカティは同124.1%の196台。トライアンフMは90.2%の258台。軽二輪車の販売割合が比較的に高いKTMは122.3%の126台であった。

 

 

1~12月の年間台数は、ハーレーダビッドソンが前年比で132.8%の1万0199台となった。BMWは同91.8%で5866台。ドゥカティは同89.2%の1978台。トライアンフMが同106.7%となり3397台。KTMは同80.5%の1358台であった。

 

 

そのほかの銘柄の年間台数は、ハスクバーナMが前年比116.6%の709台、モトグッツイは同132.2%の464台、インディアンMCが同122.6%で461台、アプリリアは同120.1%の275台、MVアグスタは同97.8%で220台、ピアッジオは同76.2%で173台であった。

 

 

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