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2月 輸入小型二輪の販売  前年月比4.6%増加  輸入自組合

2月 輸入小型二輪の販売  前年月比4.6%増加  輸入自組合

2022.03.15

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2月 輸入小型二輪の販売  前年月比4.6%増加  輸入自組合

JAIA(日本自動車輸入組合)は3月4日、今年2月の排気量251㏄以上の「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数が、前年同月に比べ4.6%増加の1644台であったと発表した。1月からの累計販売台数は前年同期に比べ28.9%で3252台であった。

 

販売台数は同組合の加盟14ブランドとその他を集計したもの。銘柄別の2月の販売台数は、ハーレーダビッドソンが前年同月比110.8%の739台、BMWが同81.0%で341台、ドゥカティは同118.9%の113台、トライアンフMは同133.1%で221台、KTMが同61.9%で65台であった。前月1月から比べると各社で伸びが鈍化した。

 

1月からの累計販売台数は、ハーレーダビッドソンは同クラス全体の46.4%のシェアで、前年同期に比べ166.4%の1508台、BMWが同85.1%で583台、ドゥカティは同129.4%で220台、トライアンフMが同174.3%で502台、KTMが同79.4%で154台であった。

 

2月はBMWとKTMがともに単月と累計の販売台数でも、昨年2月の実績を割った。ただ、今年の3月は、コロナ禍であっても、昨年同期とは異なり、まん延防止と並行して経済活動が活発にあるほか、各社で車両の納入遅延、今週末の3月19日から21日に大阪モーターサイクルショー、翌週の25日から27日は東京モーターサイクルショーがともに3年ぶりに開催されることで、コロナ前以上に市場が活性することが予想され、市場での需要は高いと予想できる。

 

しかし、昨年から各社で入荷遅れも続いている。販売増加のポイントは、入荷遅れの解消次第といえそうだ。

 

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