国内二輪車「出荷台数」を公表する自工会によると、今年2月の台数は前年同月比19.6%増加して、昨年4月より11カ月連続で前年月を超えた。1月としては近年にない伸びとなる。1月に続いて51~125㏄の原付二種を除いてほかの排気量クラスでは、それぞれ大きく前年月を超えた。特に251㏄以上の小型二輪車は前年月から2カ月連続で前年月比2倍以上の増加で過去にないほどの拡大ぶりをみせる。出荷台数は、50㏄以下の原付車から251㏄以上の小型二輪車まで、全クラスを通して一つの指標で流通台数が把握できる唯一のデータとして、バイク業界関係者らが注目する重要な指標となっている。