12月 部品生産数量　 5品目で前年月超え　　堅調な生産　　　昨年、エンジン・ショックが大きく伸長

12月の二輪車「部品生産数量」の5品目について経済産業省の調べによると、５品目で前年同月に比べ増加し堅調に生産されているといえそうだ。ショックアブソーバとブレーキ装置は微増であったものの、数量では高い水準を維持したといえる。エンジンは他に品目に比べ前年同月を大きく超えた。主要5品目はエンジン、気化器、ショックアブソーバ、計器類、ブレーキ装置（各グラフ）。データの集計対象は従業者50人以上の事業所が対象となる。以下に品目別の12月間の生産数量と2021年の年間累計数量、金額などを取り上げた。

 

12月の品目別の生産数量は、エンジンが前年同月に比べ20.2％増加の4万8254基、金額にして109億6400万円、気化器は同3.5％増加で18万9056個、金額は10億7600万円、ショックアブソーバが同0.1％増加し18万3518本、金額は32億0100万円、計器類は同9.2％増加の4万8904個で、金額では3億9000万円、ブレーキ装置が同0.8％増加し43万3204個、金額は27億2200万円であった。