11月の「都道府県別の販売台数」は、251㏄以上の中型車以上の小型二輪車は積雪地域の一部で前年同月を割ったが、そのほかの地域では大きく増加が目立ち、以前好調な販売を見せた。一方で125~250㏄の軽二輪車は逆に北海道や東北を中心に前年維持または超えたが、多くの地域で前年割れが続いた。
都道府県別の販売台数は、全国軽自動車協会連合会がまとめた統計をもとに、本サイトによる見解を取り上げる。11月の全国の合計販売台数を「前年同月比」でみると、軽二輪車が前年同月に比べ23.5%の減少で4853台にとまった。一方で、小型二輪車は同20.8%の増加で8235台であった。両クラスの合計では前月の増加から一転して、同0.6%の微減となり1万3088台であった。
累計台数では、全国での軽二輪車は前年同期比9.8%減少の6万6658台、小型二輪車が同21.8%増加して9万4024台となった。全体では同6.3%増で16万0682台となった。
累計台数で小型二輪車が前年同期割れした地域はなく、全地域で前年同期を超えている。軽二輪車と小型二輪車を合わせた11月までの累計台数では4地域で前年同期を割ったのみ。
各地域の販売台数は、以下の表の通り。