10月の排気量126~250㏄の軽二輪と、251㏄超の小型二輪の「都道府県別の販売台数」(全国軽自動車協会連合会)が出揃った。
「軽二輪」の11月の全体地域の販売台数は、前年同月比31.8%の減少で3728台であった。前月10月の4747台よりも21.5%の減少となる。前年11月の全国平均台数は105台であったが、今年11月は70台で大きく減少。季節変動があるものの、前月10月の90台に比べても減少幅は大きい。
ホンダは東北の一部地域と、高知、沖縄が増えたのみで、他の地域は前年を割った。ヤマハ、スズキも一部地域で増加したのみ。カワサキは四国や九州で前年を超えた地域が目立った。一方、カワサキと輸入車などのその他では、台数は比較的に多いとは言えないものの、前年月を超えた地域も若干目立つ。
「小型二輪」の全地域の販売台数は、前年同月に比べ8.8%の減少で6447台であった。前月10月の7432台に比べ13.7%の減少となる。前年同月の全国平均では133台であったが、今年11月は122台で若干減少した。季節変動もあり前月10月の平均140台に比べ大きく減少した。
小型二輪のホンダは、東北や関西から西の地域で比較的に前年超えが目立つ。ヤマハ、スズキ、カワサキ、輸入車などのその他では一部の地域で前年月増加がみられるのみ。降雪地域などの北海道や東北などの地域では国産銘柄では0台の地域があるものの、その他では台数は少ないが全地域でブランドの魅力などで販売されている。
11月の各地域の軽二輪、小型二輪のそれぞれの販売台数、前年同月の増減率については、以下の表の通り。