JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめた11月の輸入小型二輪の販売台数によると、排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数は、前年同月に比べ若干減少。前月10月よりも微増となる。1月からの累計台数では若干の前年同期プラスとなった。主要では前月10月に続いてドカティだけが前年同月を超えた。今年も12月を残し年間販売台数もみえてきた。
11月の販売台数は、前年同月に比べ1.2%の減少で1979台であった。ただ、11月は前月10月の1929台と比べて2.6%の増加となる。1~11月までの累計販売台数は、前年同期に比べて0.9%で何とか増加を維持し2万4004台となる。今年2月より9ヵ月間前年同期を超えてきた。
主要5銘柄の販売台数では、ハーレーダビッドソンが前年同月に比べ117.7%で730台。BMWが同94.7%で414台。ドゥカティは同152.4%の221台。トライアンフモーターサイクルが同96.0%の285台。軽二輪車の販売割合が比較的に高いKTMは75.6%の93台であった。
以下、主要銘柄とその他銘柄の今年の累計台数、および本サイトによる市場、各輸入元も取り組みなどを考査し、銘柄別の販売、今年の販売台数の予想などを取り上げた。