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11月「軽二輪車の販売台数」前年月比23.5%減 全軽自まとめ  4社で後退  本サイトで年間7万1000台強予想

11月「軽二輪車の販売台数」前年月比23.5%減 全軽自まとめ  4社で後退  本サイトで年間7万1000台強予想

2022.12.21

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11月「軽二輪車の販売台数」前年月比23.5%減 全軽自まとめ  4社で後退  本サイトで年間7万1000台強予想

11月の排気量126~250㏄の「軽二輪車の販売台数」が低調にとどまっている。同クラスは6月以降、前年同月を割り続け11月も減少であった。銘柄別では国内4社が前年月を割り、輸入車を含むその他のみが増加であった。1月からの累計台数も、全体では前年同期を超えられない状態が続く。

 

 

軽二輪車の販売台数は、全国軽自動車協会連合会の調べによると、11月は前年同月に比べ23.5%減少の4853台であった。今年6月より6ヵ月連続で前年同月を割った。11月は季節柄、地域によっては降雪もはじまりで例年減少傾向にあり、前月の10月の5477台に比べると11.4%減少となる。

 

銘柄別の販売台数では、ホンダが前年同月比で55.9%減少の1940台であった。ヤマハは同15.8%減少の959台、スズキは同13.1%減少し687台、カワサキが同15.3%減少して7392台であった。輸入車などが含まれるその他は同2.1%増加して528台であった。

 

 

今年1~11月までの累計販売台数では、前年同期に比べ10月の8.5%減少よりも微減で21.8%にとどまり、6万6658台となる。

 

 

柄別の累計販売台数では、ホンダが前年同期に比べ13.5%減少の2万8529台で、ヤマハは同25,6%減少で1万2037台、スズキが年間を通じて増加を続け、11月時点で同7.8%増加で1万1884台、カワサキも2月以降で増加を維持し、同0.8%増加して8425台、その他は同7.4%増加で5783台となる。

 

 

11月も厳しい販売が続いた。10月、11月の国内の新車出荷台数は前年月を大きく割っていることから流通台数は12月も少ないとみられ、台数に影響し伸び悩みそうだ。

 

 

今年、12月の販売をオートバイ流通新聞で推測すると、先に取り上げた10月、11月の出荷台数を考査して12月の販売台数は4500台前後にとどまるとみており、年間販売台数では7万1000台強にとどまるのではないかとみる。

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