自工会(日本自動車工業会)がまとめた11月の国内「新車出荷台数」は、全体では前年月比を割り11カ月連続の減少となった。3カ月連続で原付一種のみが前年月を超え、他のクラスは前年月割れであった。12月を残し今年年間の台数が鮮明になってきたことで、本サイトでは今年の予想台数も取り上げた。
新車出荷台数はメーカーの生産工場から出荷した台数で、50㏄以下の原付一種から251㏄以上の小型二輪までの全クラスの流通台数を、一つの指標で確認できる唯一のデータとなる。オートバイ業界全体への影響が大きいため、オートバイ関係企業や担当者らが注目する重要な指標となっている。
11月の全排気量クラスの合計は、前年同月に比べ12.9%の減少で2万8136台であった。前月10月の3万0955台に比べ9.1%の減少となる。11カ月連続で前年月割れが続く。1月から11月までの累計台数では前年同期に比べ16.0%少ない29万2553台となる。
各クラス別の台数と本サイトの見解などについては、以下の通りとなる。