11月の国内の「新車出荷台数」が大きく減少した。国内二輪車の「新車出荷台数」をまとめる自工会(日本自動車工業会)による11月の出荷台数の全体では、前年同月に比べ14.1%下回った。軽二輪以外の他のクラスは前年月比、前月10月に比べても減少となった。ただ、原付二種、小型二輪は台数では堅調さを維持している。本サイトでは11月時点の累計台数結果により、今年年間の出荷台数は、前年に比べ約8.0%上回るとみている。ただ、40万台割れはほぼ確実だ。
新車出荷台数は小売販売台数とは異なり、メーカーの生産工場から出荷された台数を指す。50㏄以下の原付一種から251㏄以上の小型二輪までの全クラスの流通台数を、一つの指標で確認できる唯一のデータとなる。国内オートバイ業界全体に影響するため、オートバイ関係者らが注目する重要な指標となっている。
11月の出荷台数、クラス別出荷台数などについては、以下の通りとなる。



