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11月「中古二輪の輸出台数」前年月比5.1%増  財務省貿易統計より  全クラスで金額上昇

11月「中古二輪の輸出台数」前年月比5.1%増  財務省貿易統計より  全クラスで金額上昇

2023.01.19

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11月「中古二輪の輸出台数」前年月比5.1%増  財務省貿易統計より  全クラスで金額上昇

11月の国内から海外市場に輸出された「中古車の輸出台数」(=中古もの/財務省)は、前年同月に比べ5.1%で増加した。排気量5クラスの内、51~250㏄クラスのみが減少し、そのほかのクラスは前年同、または増加であった。海外市場からの国産車メーカーの車両の需要の高さ、加えて円安も追い風が続いたことが挙げられる。

 

 

11月の中古車の輸出台数は、前年同月の1万9693台に比べて、5.1%増加して2万0701台であった。金額にして前年同月の13億6306万9000円に比べ、70.2%と大きく増加し23億2057万2000円であった。

 

 

排気量クラス別では、50㏄以下の車両が前年同月比で5.0%増加の1万3847台で、金額では同27.2%増加して5億3347万5000円であった。51~250㏄が同3.4%減少し5318台であったが、金額では同37.5%増加し7億2835万6000円であった。251~500㏄では同プラスマイナス0%の同等で290台となり、台数は少ないものの、金額は同61.4%の大幅な増加で9439万2000円。501~800㏄が同77.2%増加して475台で、金額にして同188.8%増加し3億3039万4000円であった。801㏄以上のクラスも同74.8%増加して771台で、金額では同163,2%増加して6億3395万5000円であった。

 

 

各クラスで為替相場が円安であったことで金額は大幅に上昇した。単価では50㏄以下が前年に比べ9.9上昇し3万2288円、51~250㏄は同29.4%上昇し12万4452円、251~500㏄は同25.2%上昇の26万3003円、501~800㏄が同29.9%上昇の51万2965円、801㏄以上では同26.3%上昇して63万8438円であった。

 

 

2022年の1~11月までの全クラス合計の累計台数は、前年同期の22万3583台に比べ6.4%増加して23万7957台となった。金額では前年同期の142億3044万2000円に比べ35.9%増加して193億4588万3000円にのぼった。輸出先地域はアラブ首長国連邦などが目立つ。

 

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