10月の国内での軽二輪(126~250㏄)と小型二輪(251㏄超)の販売台数は、両クラスとも8月に続いて前年同月に比べ減少した。全国軽自動車協会連合会のまとめによる販売台数は、軽二輪は前年同月比で29.0%の減少で、小型二輪が同4.9%の減少であった。
軽二輪の10月の販売台数は、前年同月に比べ29.0%の減少で4747台にとどまった。前月9月の5102台に比べ7.0%の減少となる。1月から10月までの累計台数では、前年同期に比べ18.7%の減少で4万9943台となる。
小型二輪は前年同月に比べ4.9%減少の7432台であった。前月9月の7091台に比べると4.8%の増加となる。1月からの累計台数では、前年同期に比べ2.1%の減少で7万5116台。累計台数は9月の前年同期比で今年初めて前年同期割れとなり、10月とで2ヵ月続いて減少して推移する。
前年同月に比べ両クラスとも減少したが、軽二輪は5月以降で5000台弱のレベルで推移し安定した販売台数となっている。ただ、10月では輸入車などのその他以外の国産銘柄は、すべて前年月を大きく割っている影響する。小型二輪も前年月を割ったものの、9月よりも増加したことで台数としては少なくない。小型二輪ではホンダが前年月比で大幅な増加、カワサキも同プラスとなっている。
銘柄別の販売台数、本サイトの見解については、以下の通りとなる。