今年1月の国内の「新車出荷台数」は251㏄以上の小型二輪が前年同月に比べ増加した。国内「新車出荷台数」をまとめる自工会(日本自動車工業会)による1月の出荷台数は、前年同月に比べ9.7%の減少であった。前月の昨年12月に比べると12.4%少なかった。
新車出荷台数はメーカーの生産工場から出荷した台数で、50㏄以下の原付一種から251㏄以上の大型二輪車である小型二輪までの全クラスの流通台数で、一の指標で確認できる唯一のデータとなる。オートバイ業界全体への影響が大きいため、オートバイ関係企業や担当者らが注目する重要な指標となっている。
1月の全排気量クラスの合計は、前年同月の2万7448台よりも9.7%減少の2万4779台であった。前月の昨年12月2万8258台に比べても12.4%の減少となる。前年同月比では小型二輪を除き3クラスで減少。ただ、51~125㏄の原付二種は減少したものの、1万台を超えており台数としては多い水準といえそう。
クラス別台数の内訳などは以下の通り。