株式会社カワサキモータースジャパン(桐野英子・社長)は1月11日、国内のアフターサービスにおける部品用品の管理、出荷体制を強化する。株式会社日立物流西日本(大阪府大阪市)へ物流業務を委託し、同社のソリューションをもとにより、それまで以上に正確かつスピーディーな物流運営を行う。
物流センターは「ロジポート神戸西」で、兵庫県神戸市に位置する。建物は鉄骨造の地上4階建てで、敷地面積は約2万3862㎡(約7218坪)に、延床面積が約4万9972㎡(約1万5117坪)。このうち使用面積 は約5147㎡(約1557坪)としている。
物流システムの特徴は、物流現場の業務改善や効率の向上、管理拠点からの倉庫業務の可視化を実現。マルチピッキングという複数間口のバケットを搭載したピッキングカート、 バーコード管理機能により短時間で効率的かつ正確なピッキング作業が可能となる。さらにリアルタイムに入出庫情報を送受信することにより、特に大型部品においては保管場所に縛られることがなくなるとしている。