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購入きっかけ、大型ほど「欲しい車種」/女性「コロナ禍」 オリコン調べ  バイク販売店「利用実態調査」より

購入きっかけ、大型ほど「欲しい車種」/女性「コロナ禍」 オリコン調べ  バイク販売店「利用実態調査」より

2023.08.27

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購入きっかけ、大型ほど「欲しい車種」/女性「コロナ禍」 オリコン調べ  バイク販売店「利用実態調査」より

顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(オリコン エムイー)は、8月19日“バイクの日”にちなみ、バイク販売店における「利用実態調査」の結果を公表した。調査は7月3日に発表した「“バイク販売店”ランキング」満足度調査とともに聴取したもの。

 

 

2023年オリコン顧客満足度調査は、過去3年以内にバイク販売店でバイクを購入し、価格を把握している者で全国の16~69歳を対象に、今年2月15日~3月3日にインターネットにより調査。「バイク専門販売店」の利用実態調査サンプル数は1519人、調査企業数8社。「メーカー系バイク販売店」の利用実態調査サンプル数は1098人、調査企業数4社。

 

 

バイク購入者全般の傾向は、バイク購入者は「男性50代、女性40代」が最多。排気量は男女ともに51~250㏄が「50%以上」を占め、原付・大型二輪で男女差があった。また、バイク購入のきっかけは「大型ほど「趣味性が高い」結果になった。コロナ禍をきっかけは「女性で16%」、購入したバイクの「排気量251~400㏄」が14%であった。

 

 

「バイク専門販売店」「メーカー系バイク販売店」の比較では、メーカー系の利用者は40代以上が「8割以上」、購入したバイクの排気量 250㏄以下は「専門販売店」、401㏄以上はメーカー系で購入がおよそ「6割」であった。

 

 

◆バイク購入者全般の傾向

バイク購入者のうち男性は50代、女性は40代が最多であった。特に購入者のうち、男女比率は男性「84%」、女性「16%」で男性が大多数を占めた。女性は男性に対して比較的なだらかな分布で年齢層が広いのが特徴。

 

 

排気量は男女ともに「51~250㏄」が50%以上で、原付・大型二輪で男女差があった。バイクの排気量を男女で比較すると、男女ともに51㏄~250㏄の軽二輪が「50%以上」を占め、50㏄以下の原付一種は男性「8%」で女性「21%」。401㏄以上の大型二輪は男性「26%」、女性「9%」であった。男性は大型志向、女性は原付志向が強かった。

 

 

 

「バイク購入のきっかけ」 大型ほど趣味性が高かった。「コロナ禍」をきっかけに購入したのは女性「16%」、購入した排気量251㏄~400㏄で「14%」。購入のきっかけ理由については、男女ともに「欲しい車種があった」と回答した者が最多(男性:45%、女性:35%)であった。次に多かったのは、男女ともに通勤・通学「26%、32%」で、次いで日常使い「18%、27%」、新しい趣味「19%、20%」の順に多かった。他方、コロナ禍の影響と回答した者は、男性「9%」、女性「16%」であった。

 

 

排気量ごとにバイク購入のきっかけをみてみると、「通勤・通学」や「日常使い」は125㏄以下のバイクで多くみらた。一方、「欲しい車種があった」は、126㏄以上のバイクを選んだ人に多くみられ、特に401㏄以上の大型二輪を購入した者は「70%」が回答。「新しい趣味」に着目すると、普通二輪免許で運転可能なバイクの中でも126㏄以上のバイクを選んだ者が125~250㏄が「24%」、251㏄~400㏄は「30%」であった。また、「コロナ禍」を理由にあげた者もほぼ同様であった。

 

 

価格別では、価格が高いほど「欲しい車種があった」ことをきっかけにあげる人が多く、次いで「新しい趣味」が多かった。対して49万円以下では、「通勤・通学」が最も多く、次いで「日常使い」が多く比較的安価な車種は実用面をきっかけに購入に至っている。

 

 

◆バイク専門販売店とメーカー系バイク販売店の比較

メーカー系販売店の利用者は40代以上が8割以上。購入したバイクの排気量250㏄以下は、専門販売店で、401㏄以上はメーカー系で購入がおよそ6割にのぼった。

 

 

「専門販売店」と「メーカー系」利用者の年齢層を比較すると、どちらも同じような傾向があるものの「メーカー系」は50~60代の割合が高く60%、40代を含めると84%を占めた。「メーカー系」利用者の年齢層は比較的高い傾向がみられた。購入したバイクの排気量ごとに「専門販売店」と「メーカー系」のどちらを利用したのかの割合を比較したところ、250㏄以下は専門販売店、大型二輪はメーカー系で購入した割合が高い結果となった。

 

 

 

 

バイクの購入経験について尋ねたところ、専門販売店は「初購入」が最も高い一方、メーカー系は「買い替え」が最も高かった。

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