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英クラシックスクーター「Royal Alloy」取扱い  モータリスト

英クラシックスクーター「Royal Alloy」取扱い  モータリスト

2022.05.24

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英クラシックスクーター「Royal Alloy」取扱い  モータリスト

Lambrettaをはじめ、世界のプレミアム・スクーターなど扱う、モータリスト合同会社(東京都大田区)は、スクーター文化を主導する英国生まれのクラシックスタイル・スクーター「Royal Alloy(ロイヤル・アロイ)」の取り扱いを始めた。販売は「Royal Alloy GP」「Royal Alloy TG」で各機種2モデルを発売。

 

同モデルは、1960~70年代の当時さながらのデザインに、当時以上の美しさを誇るペイントを施し、毎日楽しめ、安心感とクオリティを現代の環境規制であるEURO-5に適合させる技術力とともに当時をほうふつとさせるモデルを実現させた。エンジンは、空冷の125㏄と水冷の125㏄の複数のラインアップとなる。

 

【Royal Alloy GP】
1970年代のランブレッタ「シリーズ3」をほうふつとさせるモデル。スポーティなランブレッタと言われるDL/GPシリーズのプレスラインを忠実に再現したフルメタル・ボディ。特にサイドカバーの矢羽根風プレスの再現度の高さや、アルミニウムでかたどられながら当時そのままのデザインを実現したヘッドライトセットが注目されるとしている。ボディカラーは単色17色、2トーン5色を用意。

 

 

◆ GP125
・希望小売価格 52万円 (税込み57万2000円)
・空冷4サイクル単気筒124.6㏄/EFI/CBS
◆GP125S
・希望小売価格 68万円 (税込み74万8000円)
・水冷4サイクルDOHC単気筒124.2㏄/EFI/CBS

共通仕様:寸法(1870x620x1150㎜) 軸距(1370㎜)タイヤ(110/70-12+120/70-12)

 

【Royal Alloy TG】
1960年代のランブレッタ「シリーズ2」をリバイバル。瞼のようなヘッドライトベゼル、美しいフレアラインを描くフロントフェ ンダーなど、コストがかかりすぎて誰もまねできなかった当時 のアイコンをリバイバル。ローライダー・スタイルのダブル・シー トが違和感なくフィットしている。ボディカラーは単色5色、2トーン5色。

 

 

◆TG125
・希望小売価格 58万円 (税込み63万8000円)
・空冷4サイクル単気筒/124.6㏄/EFI/CBS

◆TG125S
・希望小売価格 77万円 (税込み84万7000円)
・水冷4サイクルDOHC単気筒/124.2㏄

共通仕様:寸法(1845x670x1115㎜)軸距(1390㎜)タイヤ(110/70-12+120/70-12)

アクセサリー・部品、アパレルなどの価格、商品情報などは近日、同社サイトで公開予定。

 

Royal Alloyは、1960-70年代のクラシックスクーターの作りとデザインを現代によみがえらせることをテーマに、イギリス中西部、マンチェスターとリバプールの中間に位置するウィガンに本社を置くメーカー。

 

代表のスティーブ=オリバーは、イギリスのインポーターとしてランブレッタをはじめ、多くのブランドをイギリスに紹介し、販売してきた経験を持つという。かつてはモッズ文化を率いてきたスクーター大国のイギリスに、改めて「クラシックスクーターの美しさをよみがえらせたい」との強い思いからRoyal Alloyを作り上げたもの。

 

「リアル・クラシック」を標榜するRoyal Alloyは、フル・スチール・ボディ(スペースフレーム+スチールカバー)が特徴。イタリア生まれでスクーター文化をけん引してきた2大ブランドが、片やスチールボディを完全に否定し戻ることはないと宣言しており、もう一方はスチール・モノコック・ボディを持ちながらもアウターパネルは樹脂を組み合わせている現在、ボディ全体をスチールで構成させる唯一の現代ブランドとなる。スタイリングは、1960-70年代の当時さながらの美しいフェンダーラインや、レッグシールド、サイドカバーに至るまで、見事なプレスワークで再現した。

 

一方で、液晶メーターの採用、現代のエンジンとオートマチック(CVT)トランスミッション、さらにはロードホールディングに優れた12インチの前後ホイールによるクラスを超えた走りの実現など、単純にクラシックを模倣しただけではなく一線を画する作りの良さにも自信を持つ。

 

モータリストでは、価格面で比較的に求めやすい空冷モデルが中心に、より高性能な水冷モデル機種がイギリスなどでは販売台数が伸びており期待をしている。今後は300㏄モデルなど、欧州での販売の中心となっているモデルも、日本のユーザーの要望によっては導入を検討するとしている。

 

Royal Alloyの販売は、モータリストのランブレッタ販売網を中心に行う予定。ランブレッタならではの伝統に裏打ちされたブランドと安心のメカニズムはもちろん、ロイヤル・アロイが実現した「リアル・クラシック」のスチールボディだけが表現できる独特の美しさと世界観の二本立てで、ビンテージ・スクーターの世界に踏み込み切れなかった多くのお客さまに、現代の技術による安心安全のスクーターライフを楽しんでもらいたいとしている。

 

日本での希望小売価格は、イギリスでの希望小売価格に準じており、プレミアム・プライスではあるが、内容を見れば納得してもらえるものと確信している。特にスチールボディならではの重厚なペイント、クラシックに見せながらも現代の交通事情に十分以上にフィットさせたダ ブル・コイルスプリング式のフロント・エンド、スタイルはそのままに最新の機能を盛り込んだ液晶ディスプレイなど、クラシックとモダンとを見事に融合させた作りをぜひご堪能してもらいという。

 

なお、空冷125㏄モデルについてはすで に在庫を用意しており、順次水冷モデルも在庫していく予定。人気が予想され、また近年のサプライヤーの生 産能力に起因する供給不安定の傾向も否めないため、予約優先のお届けとなる。カラーバリエーションが豊か なだけに、まずはぜひ、予約を入れていただきたい。お問い合わせは、モータリスト・ファクトリー、または全国のラ ンブレッタ販売店まで。

 

なお、Royal Alloy専用のウェブサイトを制作し近日中には完成予定。専用サイトでは豊富なオプションやアクセサリーも併せて紹介する。

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