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自転車競技用ヘルメット、来年発売 SHOEI  新規事業の第一弾  持続的成長・経営安定化へ

自転車競技用ヘルメット、来年発売 SHOEI  新規事業の第一弾  持続的成長・経営安定化へ

2023.11.27

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自転車競技用ヘルメット、来年発売 SHOEI  新規事業の第一弾  持続的成長・経営安定化へ

SHOEIは来年の9月頃、自転車モトクロスのBMX競技用ヘルメットを発売すると発表した。今回の新規事業へは第一弾としており、既存技術が応用でき価格も比較的近く、オリンピック正式競技として種目が拡大されているほか、若い世代を中心に競技人口が増加している点を理由に挙げている。

 

 

同社はBMX競技用ヘルメットの製造と販売を行う。日本市場からスタートし将来的には欧州への展開も検討している。事業拡大にともない特別に支出する金額および内容としては、ヘルメット帽体用金型など約1 億円の投資を行う予定でいる。

 

 

BMX競技用ヘルメット市場の選択理由として、既存のオフロードバイク用ヘルメットの技術が応用でき、同競技では高5~8 メートルのスタートヒルに設置されたゲートから最大 8 名が同時に発進し、全長約400mのコースで競い、ジャンプやバンクのあるコーナーを時速60kmに達するスピードで駆け抜けるスリリングな競技で、オフロードバイク用ヘルメットの開発・製造で培った安全性能や快適性能が十分に活かせるほか、実際、オリンピック選手を含む一部の選手にヘルメットを提供した経験もあるとしている。

 

 

また、BMX競技用ヘルメットの高価格帯の市場価格は、二輪ライダー用高級ヘルメットの価格と比較的近く、ROE(自己資本利益率) を大きく希釈する可能性が低いと判断している。2008 年の北京オリンピック以来、BMX競技が正式競技として採用され競技種目が拡大。世界のBMX競技人口は約200 万人とも言われ、特に若い世代を中心に競技人口が増えている点を理由に挙げる。

 

 

同社は過去30年来、二輪乗車用ヘルメット専業メーカーとして業容を拡大、今後もこれまでのコア事業を最重要の事業として強化していく方針に変更はない。一方、世界中でライダーの高齢化や若者の趣味の多様化が進んでいることもあり、持続的成長や経営の安定化のために新規事業へ参入するねらい。BMX競技用ヘルメット事業多角化は第一弾としており、今後も新規事業への参入を示唆する。

 

 

これによる2024年9月期連結業績に与える影響は軽微としており、翌期以降の業績については中長期的に向上を目指す。

 

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