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米ハーレーダビッドソン、基礎戦略「RIDE」発表  伝統回帰と次世代訴求を両立 世界同時展開

米ハーレーダビッドソン、基礎戦略「RIDE」発表  伝統回帰と次世代訴求を両立 世界同時展開

2026.04.13

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米ハーレーダビッドソン、基礎戦略「RIDE」発表  伝統回帰と次世代訴求を両立 世界同時展開

米国ハーレーダビッドソンは(HD)4月10日、新たなグローバルブランドプラットフォーム「RIDE」を発表したと、ハーレーダビッドソンジャパンは公表した。創業以来120年以上にわたり築いてきたブランド資産を再定義し、次世代ライダーの獲得に向けた“リブランディング施策”として位置づける。今後予定される企業戦略発表に先立ち打ち出した。国内ディーラー段階においても販促・顧客体験の軸として活用が進む見通しだ。

 

RIDEは単なるスローガンではなく、同社が長年培ってきた価値観そのものを再言語化したブランド中核概念。製品価値に加え、ライディング体験やコミュニティ性といった無形価値を前面に押し出し、ユーザー接点の再構築を狙う。

 

同社のアーティ・スターズCEOは「ブランドを新たなステージへ導く“完全なリセット”」と表現。5月に予定する新たな戦略との連動により、商品・マーケティング・顧客体験を横断した統合施策となる可能性が高い。

 

ビジュアル刷新で「原点回帰」明確化。RIDEでは、新たなビジュアルアイデンティティも同時に公開。HDの象徴的な伝統のバー&シールドロゴの前面回帰となる。ヘリテージを強調することでブランドの一貫性を再強化し、既存顧客のロイヤルティ維持と新規層への訴求を両立させる狙いがある模様。こうした原点回帰は “ハーレーらしさ”を再提示するもので、ディーラーにおける店舗演出やイベント企画、試乗体験などでの取り組み改善が求められるとみられる。

 

「RIDE」のローンチに合わせ、同社は映像プログラムも公開。実在ライダーのストーリーを軸に、“走ることの意味”を再定義する内容となっている。音楽にはウィリー・ネルソンの楽曲「On the Road Again」を採用し、ブランドの世界観を強く訴求する。映像では、体験・感情価値重視の共感型訴求へのシフトが鮮明で、SNSや動画プラットフォームを軸とした顧客接点の拡張が進むとみられる。

 

「モノ売り」から「体験提供」へ転換加速を加速させる模様。今回の「RIDE」は、単なるブランド刷新にとどまらず、販売現場のあり方にも変化を迫る施策といえる。ツーリングやイベントなどでのコミュニティ形成、HDライフスタイルのストーリー訴求、店舗空間のブランド体験化などといった要素が、競争力を左右する指標として一層重要となっている。

 

特に若年層・リターンライダーの取り込みが課題となる中、RIDEを軸とした“参加型ブランド”への進化がどこまで浸透するかが注目される。

 

「RIDE」の映像プログラムの一部映像

 

「RIDE」の映像プログラムの一部映像

 

「RIDE」の映像プログラムの一部映像

 

「RIDE」の映像プログラムの一部映像

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