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独BMW 純利益49.1%増に  22年堅実な業績  二輪販売、過去最高に

独BMW 純利益49.1%増に  22年堅実な業績  二輪販売、過去最高に

2023.03.21

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独BMW  純利益49.1%増に  22年堅実な業績  二輪販売、過去最高に

ドイツBMWグループは、2022年の業績がEBT(税引き前利益)で前年比46.4%増加の235億0900万ユーロ(約3兆3147億6900万円)、純利益は同49.1%増加し185億8200万ユーロ(約2兆6200億6200万円)となり大幅増になったとしている。モーターサイクル部門の販売台数は前年比で4.4%増加した。

 

 

同グループでは価格改定と多様な製品効果、および中国の合弁会社BMW ブリリアンス・オートモーティブ社(BBA)の完全連結に起因するとしている。BBAも2022年2月11日に多額の現金拠出50億1100万ユーロ(約706億5510万円)を行い、自動車部門のフリー・キャッシュ・フローが110億7100万ユーロ(約1兆5610億1100円と大幅に増加した。

 

 

2022年のグループ全体の自動車の販売台数は、前年比4.8%減少の239万9632台であった。107.7%増加した完全電気自動車の販売台数は21万5752台、2022年の販売台数の9%を占め、EUにおける新車車両のCO₂排出量の値をさらに下げることに貢献したとしている。

 

 

モーターサイクル部門のMotorradは、電動スクーター「CE 04」をシリーズ投入し、都市モビリティの分野でブランドの電動化を推し進めたとした。モーターサイクル部門の2022年の販売台数は、前年比で4.4%増加して過去最高の20万2895台であった。フランスの前年比6.7%増加を除く、欧州市場の業績が振るわなかったものの、中国が同7.7%増加、米国も同14.4%増加した。

 

 

材料費及び物流費上昇の影響を受けたものの、売上高の伸びに加えて価格設定や多様なセグメント製品の総合的な効果もあり、同部門の売上高は前年比15.6%増加の31億7600万ユーロ(約4478億1600万円)、EBIT(支払金利前税引前利益)は同13.2%増加して2億5700万ユーロ(約362億3700万円) であった。

 

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