2022年12月の軽二輪車と小型二輪車の「都道府県別の販売台数」が出揃った。2クラスの合計で年間販売台数は2地域で前年を割ったが、そのほかの地域で前年を超えた。
都道府県別の販売台数は、全国軽自動車協会連合会がまとめた統計をもとに、本サイトによる見解を取り上げる。これによると昨年の年間(累計台数)では、軽二輪が前年に比べ北海道の一部と東北、九州地区の一部を除きほとんどの地域が減少した。一方で、中型車以上の小型二輪は全地域で前年を超えた。
昨年12月の全国の合計販売台数を「前年同月比」でみると、軽二輪車が前年同月に比べ7.1%の減少で4636台にとどまった。小型二輪車では同7.8%の増加で6865台であった。また、昨年の年間の累計台数では、軽二輪が前年比で9.7%減少の7万1294台、小型二輪は20.7%増加し10万0889台であった。小型二輪での累計台数で注目されるのは、全地域で前年を超えたほか、香川を除きすべての地域で2ケタの伸びを示したことが挙げられる。
2022年の年間の各地域での販売台数は、以下の表の通り。