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早朝・深夜の営業実施  ナップス一部店舗で  猛暑で変わるライダーの行動

早朝・深夜の営業実施  ナップス一部店舗で  猛暑で変わるライダーの行動

2026.07.14

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早朝・深夜の営業実施  ナップス一部店舗で  猛暑で変わるライダーの行動

オートバイ用品販売大手のナップスは、記録的な猛暑が予想される今夏8月に、一部店舗で朝6時からの早朝営業と、最大24時までの深夜営業を実施する。ライダーの走行時間帯の変化に対応する取り組みであり、近年、二輪業界全体で進む暑熱対策の流れを象徴する動きとなっている。

 

夏季の日中走行では、ヘルメットやライディングウェアの着用に加え、路面の照り返しやエンジン熱によって体感温度が40度を超えることも珍しくない。このため、多くのライダーが日中の走行を避け、早朝や夜間のツーリングへと移行している。

 

猛暑への対応は、二輪業界全体にも広がっている。先日開催された国内最大級の二輪レースの鈴鹿8時間耐久ロードレースは、長年8月に開催されてきたが、今年大会は7月開催へと前倒しされた。近年の酷暑を受け、選手や観客、運営スタッフの負担軽減を図る狙いがあるとみられる。また、各地のツーリングイベントやサーキット走行会でも、開催時間の早朝化や夜間開催、休憩時間の拡充など、暑熱対策を重視する動きが目立ち始めている。

 

こうした環境変化を受け、ナップスは昨年8月から計3回にわたり深夜営業イベントを開催した。通常時の18時以降の来店客数が全店平均で約970人であるのに対し、第1回開催時には約6800人が来店し、約7倍の集客を記録した。夜間ツーリングの途中で店舗に立ち寄る利用者も多く、通常営業とは異なる店舗の雰囲気が好評を得たという。

 

一方で、深夜営業の実施にあたっては、周辺環境への配慮から店舗ごとに営業時間を調整し、一部店舗ではイベントを見送ったほか、来店時のエンジン音への配慮を利用者に呼び掛けるなどの対策を講じた。

 

今夏は新たな試みとして、事前予約制による早朝営業を開始する。8月の毎週日曜日に、ベイサイド幸浦店、練馬店、足立店、三鷹東八店、埼玉店、仙台店、岡山店の7店舗で、午前6時からピット作業のみ対応する。涼しい時間帯のツーリング前に、車両整備やカスタム作業を受けられるようにする狙いだ。

 

また、深夜営業は8月28日に実施し、対象店舗では営業時間を最大24時まで延長する予定で、各店舗独自のイベントも企画している。なお、店舗によって営業時間の延長幅は異なる。

 

近年の異常気象はライダーの走り方だけでなく、レースやイベント、小売店の営業形態にも変化をもたらしている。ナップスの今回の取り組みは、猛暑時代の新たなライダー支援策として、今後の業界の動向を占う試金石となりそうだ。

 

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