バイク王&カンパニー(石川秋彦・社長)は、バイクの整備を必要とするユーザーとバイク販売店の仲介サービスを6月1日にはじめたと発表した。
仲介サービスは「BOCS(ボックス)」で、整備を希望するライダーと整備を請け負うバイク販売店つなぐ仲介型プラットフォーム。ボックスを通してユーザーは大切な愛車を安心して任せたい、ネットでパーツを購入したが取り付けが難しそう、慣れない土地で自分好みのバイクショップがわからないなどといった整備に関するユーザーの様々なお悩みを解決するとしている。同サービスは1都3県からはじめ、順次全国へ拡大予定でいる。
同社は今年1月に公表した中期経営計画で、戦略の柱として「整備インフラ」と「システムプラットフォームの構築」を掲げ、自社店舗での整備力の強化や外部整備ネットワークの構築を進める。この一環で同サービスに取り組むもの。
一方でバイク販売店は「新規顧客を獲得」といった想いがあると考え、ユーザーの整備に関する様々な不安やニーズを的確に抽出し、最適なバイク販売店を同サービスでのパートナーとして協力を得るほか、同社のバイク王各店へつなぐプラットフォームを構築するもの。
ユーザーの整備依頼の申し込みは同サービスの公式サイトで、専用入力フォームよりメーカー、車種、排気量、走行距離等を入力するだけでニーズにマッチした親切・丁寧なメカニックが在籍する近隣の最適な協力店のバイク販売店を抽出し紹介。申し込みには無料のバイク王の会員登録が必要。