2月の日本国内でのタイヤ販売本数が、大幅に増加した。新車用タイヤは前年同月と同レベルの販売であったが、市販用タイヤは昨年の各月の販売では見られないほど増加ぶりをみせた。一方、国内に輸入された1月のタイヤ販売本数もまとまり、比較的に大きく拡大した。要因として3月、4月にタイヤメーカーや輸入元の各社で値上げ前の駆け込み需要が、販売店やユーザーで高まったことが挙げられる。
日本自動車タイヤ協会の調べによる今年2月の国内での二輪車用の「市販用タイヤ販売本数」は、輸入品を含め前年同月に比べ37.2%増加の12万9000本であった。「新車用タイヤ販売本数」は、前年同月と同じ7万8000本にとどまった。