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住友ゴム工業、25年度の連結業績  事業利益が過去最高に

住友ゴム工業、25年度の連結業績  事業利益が過去最高に

2026.02.16

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住友ゴム工業、25年度の連結業績  事業利益が過去最高に

住友ゴム工業は2025年度の連結業績が、売上収益は予想を上回ったほか、売上収益から売上原価と販売管理費を差し引いた事業利益が過去最高であった。主に10の事業での構造改革に目途をつけの完了や、タイヤ販売本数は減少したものの、北米や欧州で堅調に販売が推移した。米国関税の対応では価格転嫁とコスト削減、総コスト低減活動のProject ARKによりマイナス要因を打ち消した。2026年度は前年度比で増収増益を見込む。

 

売上収益は前年度並みの1兆2071億円、事業利益が前年度比3%増加の908億円、営業利益は同638%上回る826億円、親会社の所有者に帰属する当期利益では同411%上回る504億円であった。ROE(自己資本利益率)は前年度の1.5%から7.3%に大幅に改善した。

 

このうちタイヤ事業の売上収益は前年度並みで1兆0437億円、事業利益が同5%上回る798億円であった。国内の新車用タイヤは自動車生産復を背景に販売本数を伸ばした一方、市販用は2024年昨秋の値下げやオフテイク品の受注減が響き前年を下回った。

 

海外では、中国を中心とするアジア向け新車用タイヤが大幅減。市販用もアジアや中国で価格競争の激化を受け販売本数が減少した。欧州はオールシーズンタイヤやFALKENブランドの拡販を進めたものの、英国市場の低迷が影響し全体では微減。

 

二輪用タイヤは、北米市況の悪化や、一時的な売り上げ減少、関税の影響による販売価格への転嫁を行ったことで販売本数が減少した。一方で、DUNLOPブランドの北米展開を6月から開始し、12月には自社生産品を投入するなど、今後の拡販に向けた取り組みを進めている。

 

 

2026年の連結業績予想では、売上収益は前年度比9%上回る1兆3200億円、事業利益が同23%上回る1120億円、営業利益は同21%上回る1000億円、親会社の所有者に帰属する当期利益では同9%上回る550億円を見込む。

 

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