業者間の中古車バイクオークションの落札平均単価が再び上昇し、過去最高を更新したことがわかった。日本二輪車オークション協会(JABA)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトでの集計で明らかになった。JABAがまとめた5月全体のオークションで取り引きされた流通台数は、出品台数、成約台数ともに前年同月に比べ若干増加した。出品に対し成約された割合の成約率は86.3%と高く、引き合いの高さを示した。
中古車バイクオークションの平均単価は、JABAが集計したデータを基に、本サイトで主要10会場でのオークション開催による出品台数に対して、落札・成約された車両の平均単価から算出した。これによると5月の主要10会場全体のオークション結果は、5月は大型連休があり3開催にとどまる会場もあったが、出品台数は前年同月に比べ4.1%増加し、3万0058台であった。このうち成約された台数は同3.1%増加の2万5945台であった。成約率は同0.9ポイント下がり86.3%であった。