業者間中古バイクオークションの3月は、取り引き平均単価で過去3番目の高値に上昇した。年頭からの高値に加え需要期などが加わり前年同月よりも9036円高であった。しかし、3月のオークション流通台数は出品、成約ともに前年月に比べ減少した一方で、成約率では比較的大きく上昇。前月2月に比べると流通台数、成約率が大幅に高まり、活発な取引が行われたとみられる。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の3月の合計開催回数は43開催。流通台数は出品台数が前年同月に比べ8.9%減少の3万9174台、成約台数は同6.0%減少し3万4273台、成約率は同2.7ポイント上昇し87.5%であった。
前月2月の流通台数との比較や、相場である平均単価、中古バイクのオークション市場についての本サイトの見方、各オークション会場平均単価などは、以下の通りとなる。