年明けの今年、業者間の中古バイクオークションの平均単価が再上昇、さらに多くの会場で成約率も高まった。今年1月の中古バイクオークションで取り引きされた車両の平均単価は、昨年の1月と前月12月の19万円台から上昇し再び20万円を超えた。出品台数は先月の12月を割ったが、前年同月比では増加した。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで落札車の平均単価など集計した。JABA加盟全14会場の1月の合計開催回数は37開催で、前年同月よりも2開催少なく、昨年12月よりも6回開催少ない。開催回数が少ないが出品、成約、成約率ともに上昇した。今年1月の流通台数は、出品台数が前年同月に比べ4.7%増加の2万9930台、成約台数は同6.2%の増加で2万5546台、成約率は同1.2ポイント上昇の85.4%であった。
前月の昨年12月の流通台数との比較や、相場である平均単価、各オークション会場の平均単価などは、以下の通りとなる。