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レンタル利用経験「購入後押し」  電動バイク経験者「購入したい」9割に 「バイクに関する消費者意識調査」オークネット循環型流通ラボ調べ

レンタル利用経験「購入後押し」  電動バイク経験者「購入したい」9割に 「バイクに関する消費者意識調査」オークネット循環型流通ラボ調べ

2024.09.18

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レンタル利用経験「購入後押し」  電動バイク経験者「購入したい」9割に 「バイクに関する消費者意識調査」オークネット循環型流通ラボ調べ

株式会社オークネット(東京都港区/藤崎慎一郎CEO)の市場調査ラボ「オークネット循環型流通ラボ」(有村祐二・理事長)は、二輪免許を保有している20代以上の男女675人を対象に、レンタルバイクや電動バイクなどの「バイクに関する消費者意識調査」を実施。同調査結果を公表した。

 

調査は2024年7月9日~7月16日の期間、二輪免許を保有する20歳以上の男女675にインターネット調査を実施したもの。調査の結果で同社では「バイクを利用する」もしくは「これから利用する予定」と回答した者の中で、レンタルバイクの認知度は7割以上、バイクのサブスクの認知度は約4割弱であったとしている。

 

特に、レンタルバイク認知者の4割以上は「レンタルバイクを利用したことがある」との回答を得た。レンタルバイク利用者の約9割は購入意欲が向上し、6割以上は実際にバイクを購入しているとする。また、レンタルバイク利用者で「実際に購入した」と回答した方の割合は、2021年の調査と比較すると24.5ポイント増加。レンタルバイク利用者の中で「仕事」を利用目的としている者が約1割増加した。

 

電動バイクに関しての調査結果では、バイク利用者の中で「電動バイクを利用したことはある」と答えた者は約4割弱。このうち電動バイク利用者の9割以上が「電動バイクを購入したいと思う」との回答を得た。

 

同社ではレンタルバイク利用者の6割以上は、実際にバイクを購入しており、レンタルバイクの利用経験が購入を後押ししていると考えられるとしている。電動バイクでは、利用経験者の9割が「電動バイクを購入したい」と回答したことから、用途に合ったバイクを気軽に利用できる機会を増やすことで、バイク利用者やバイク保有者の増加につながっているとの調査結果をまとめた。

 

 

具体的な調査結果では、レンタルバイクとバイクのサブスクの認知度について、バイクを利用する方もしくはこれから利用する予定者の回答から、レンタルバイクの存在を知っているのかの質問では「はい」が74.8%で「いいえ」は25.2%であった。また、バイクのサブスクリプションがある事を知っているかについての質問では「はい」が39.9%、「いいえ」は60.1%であった。

 

 

レンタルバイクの利用経験有無を、バイクを利用する者もしくはこれから利用する予定者の中で、レンタルバイクがあることを知っている者に、レンタルバイクを利用したことがあるかの質問では、「はい」が42.3%、「いいえ」と答えた者が57.7%であった。レンタルバイク利用者の89.8%は購入意欲が向上し、62.5%は実際に購入しているという。

 

レンタルバイクの利用目的についての質問では、最も割合が多いツーリング・旅行などの趣味利用が、前回2021年調査の73.2%から今回調査結果では70.5%に減った。逆に通勤・通学での利用が前回28.2%であったが今回は33.0%に増加。仕事での利用も前回の23.9%からら9.1ポイント増え、今回は33.0%でビジネスでの利用が増加したとしている。また、レンタルバイク利用者の中で「実際に購入した」と回答した者の割合は、前回調査38.0%から今回は24.5ポイント増え62.5%となり、レンタルバイクの利用経験を通じてバイクを購入する者が増加していることがわかった。

 

 

 

一方、バイク利用経験がある者に、電動バイクについての調査では、電動バイクを利用したことはあるかについては「はい」が37.2%、「いいえ」は62.8%であった。電動バイクを利用して感じた良い点についての質問では、「乗り心地が快適」「音が静か」がともに63.8%で最も多い。逆に利用して悪いと感じた点では、最多が「長い距離を走行できない」の62.1%、次いで「加速力が弱い」が50.0%であった。良い点、悪い点を踏まえると、日々の生活シーンでの利用が適しているとしている。

 

 

 

 

電動バイクを利用したことがある者のうち、電動バイクを購入したいと思うかに質問では「はい」が91.4%にのぼり、電動バイクの利用で感じられた快適さが電動バイクの購入意欲にも寄与しているとの結果を得た。

 

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