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ヤマハ発動機、御厨駅に副駅名標「ヤマハ発動機前」 地域密着のブランディング展開

ヤマハ発動機、御厨駅に副駅名標「ヤマハ発動機前」 地域密着のブランディング展開

2026.07.29

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ヤマハ発動機、御厨駅に副駅名標「ヤマハ発動機前」 地域密着のブランディング展開

ヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市)は、JR東海の御厨駅(磐田市)に副駅名標「ヤマハ発動機前」の掲出を7月6日より開始した。同社本社の最寄り駅であるこの駅を舞台に、社員の地域アイデンティティ醸成と、来訪者に向けたブランド認知拡大の双方を狙う取り組みで、鉄道インフラを活用した企業PRを始めた。

 

御厨駅は同社本社に加え、Jリーグ・ジュビロ磐田のホームスタジアムである「ヤマハスタジアム」、企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」の最寄り駅でもある。日常的に多くの社員が利用する生活動線上の駅に企業名を冠することで、社員自身が地域とのつながりを再認識し、誇りを持てる環境づくりを図る狙い。

 

同時に駅を利用する外部の来訪者に対しても、この一帯に同社の主要拠点が集積していることを印象づけ、企業への親近感醸成につなげる考え。JR東海にとっては、静岡県内で初めてとなる副駅名標の採用事例であり、地域鉄道事業者と地元有力企業が連携したエリアブランディングの好例といえる。

 

企業PRの側面でとりわけ目を引くのが、副駅名標の掲出開始を記念した限定グッズ展開だ。7月24日より、同社企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」限定で「御厨駅・ヤマハ発動機前キーホルダー」(税込550円)を発売。販売場所を同ミュージアム(静岡県磐田市新貝2500)に絞り込むことで、単なる記念品配布にとどまらず、来館・来訪の動機づけとしても機能させるとみられる。駅名標という公共空間での露出と、物販による体験・購買機会を組み合わせることで、地域住民や鉄道利用者との接点を重層的に構築している点が特徴的といえる。

 

近年、企業の本社所在地や主要施設の最寄り駅に副駅名標を掲出する事例は全国的に増えており、鉄道事業者にとっても広告収入以外の地域連携メニューとして関心が高まっている。ヤマハ発動機の今回の取り組みは、社員エンゲージメントの強化と対外的な認知拡大などを同時に狙う点、さらに記念グッズという物販施策まで一体的に展開するなど、地方拠点企業によるブランディング施策のひとつといえそうだ。

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