ヤマハ発動機は静岡県磐田市にある本社を、新しく建設すると発表した。今年から着工し2028年に竣工予定。本社のあるエリア内に、新社屋の「コーポレート棟(仮称)」に加え「品質保証センター」の2棟を建設する。現在の社屋の老朽化、業務効率化、柔軟な働き方などに対応していく。
同社が磐田に本社機能を移転してから54 年が経過。「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」という企業目的のもと、“磐田”をモノづくりの中心に据え、「感動創造企業」として歩んできた。しかし、現在の社屋が老朽化に加え、スペース不足や機能の分散といった課題を抱えていた。
こうした課題解決のめ新社屋の建設を決定したもの。新たな社屋では、本社エリアの機能部門を集約し、業務の効率化と機能強化を図る。さらに、近年の出社と在宅勤務の併用という柔軟な働き方に対応し、オフィス環境ではチームや部門の垣根を越えたコミュニケーションを促進する設計とする。
コーポレート棟は、本社エリアにおける本社機能を担う中核拠点として、地上8 階、延床面積2万7524㎡の規模で予定。オフィスコンセプトは、“Waku Work!(ワクワク)”を掲げている。「Flow(ヒトが流動し)」「Open(部門を越えたコミュニケーションを生み)」「Wellness(心身ともに健康に働ける職場)」を目指し、世界の人々に感動を届ける従業員が“Waku Work!”を醸成する職場を創出していくとしている。
防災対策として免震構造を採用し、事業継続性を強化。合わせてエネルギー効率の最大化を図った設計にすることで、運用コスト削減と環境負荷低減の両立を目指す。
品質保証センターは、本社エリアにおける品質保証機能を担う中核拠点として、地上6 階、延床面積1万1444㎡の規模で建設する。現在では7つの建屋に分散している品質保証に関する機能部門や設備を高度化し集約させ、各事業における品質保証機能の中核拠点として、確実な法規対応に加え、高品質な製品やサービスの提供に向けた活動をより強固に推進していくとしている。
オフィスの集約に伴い、業務効率の向上や連携強化のみならず、品質に関する情報や知見の共有を活発化することで、品質保証に関する人材の育成や啓発活動をさらに強化していく。
品質保証センターの着工は今年2月、コーポレート棟の着工は今年6月としている。完成はともに2028年春頃の予定。
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コーポレート棟(仮称)

品質保証センター



