
ヤマハ発動機販売株式会社は、スポーツツーリングモデル「TRACER9 GT ABS」の装備を充実させた、2025年モデルを4月15日に発売する。走行性能を進化させながら機能・装備を充実し、ツアラーとしての快適性・利便性向上させた。販売台数は350台を見込んでいる。
同機種は“クロスプレーン・コンセプトという、慣性トルクが少なく燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想に基づいた、直列3気筒888cm³エンジンを軽量アルミフレームに搭載し、高いスポーツ性と実用機能を備えるとしている。
2025 年モデルでは市街地からツーリングまで多用途でスポーティかつ快適な走りを楽しめ、幅広いニーズに応える多目的なスポーツツアラーとして、さらなる熟成と進化を図ったという。主な変更点は、先行車と対向車など周囲の状況にあわせて部分的に点灯・消灯・照射を自動制御する「マトリクスLEDヘッドランプ」や、メインキーをONにした際に30秒間減衰力を低下させて、車両の取り回しを支援する電子制御サスペンションなど、ライダーをサポートする新技術の搭載。
フレームの最適化などによる良好な操縦性と安定性の実現したほか、電動スクリーン採用、居住性やウインドプロテクションの見直しによる快適性向上、スマートキー、USB Type-A端子対応ソケット内蔵のストレージコンパートメント、スマホと“つながる”機能を備えた7.0インチフルカラーTFTディスプレイなど機能、装備を充実させた。
・税込価格:159万5000 円
・ボディカラー:・マットライトグレーメタリック4(マットライトグレー/新色)、マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー/新色)