ヤマハ発動機は、経費精算システムにノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」(テックタッチ株式会社)というシステムを採用し、社員の出張経費精算での作業の効率化、業務に集中できる環境づくりを図る。
テックタッチはソフトウェアを誰でも自律的に使いこなせる環境を提供するソリューションとしている。ヤマハ発動機は2019年に導入した他システムで、操作に関する従業員からの問い合わせや経費精算申請での不備による差し戻しの発生が少なくなかったという。
2023年以降、出張数増加に伴い経費精算の件数が増えシステムの利用方法に関して月に500、600件もの問い合わせが寄せられるようになり、申請でも約7割に対して差し戻しが発生する場合もあった。社員向けのマニュアルの充実などの対策を取ったものの、マニュアルを閲覧してもらえないなどの課題があったとする。
社員が個々に自身の本業、業務に集中できるように経費精算業務の工数削減を目指しテックタッチ導入を決めたとしている。これによりソフトウェアを誰でも自律的に使いこなせる環境を提供するソリューションの導入を検討し、テックタッチを導入した。今後、従業員7000人が同システムを利用していく。