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ヤマハ発 半期売上高で初の「1兆円超え」  第2四半期連結業績で

ヤマハ発 半期売上高で初の「1兆円超え」  第2四半期連結業績で

2022.08.10

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ヤマハ発 半期売上高で初の「1兆円超え」  第2四半期連結業績で

ヤマハ発動機は半期の売上高で初の1兆円を超え過去最高となった。2022年12月期、第2四半期連結の業績で、売上高は前年同期比16.2%増加の1兆0689億円、営業利益は同6.2%減少し1024 億円、経常利益では同0.3%増で1154億円、純利益は同10.3%減少して830億円であった。

 

事業別の業績は、二輪を含むモビリティ関連の売上高が、前年同期比15.6%増加し6887 億円、本業の儲けである営業利益は同18.0%減少の367億円であった。二輪車では各国の需要は回復傾向となり、販売台数はインドネシアやインド、ブラジルなどで増加したことで増収となった。一方で原材料価格高騰、高付加価値モデルの供給不足や為替影響などの影響で営業利益は減益となった。

 

RV(四輪バギー、レクリエーショナル・オフ ハイウェイ・ビークル、スノーモビル)では、市場全体が供給不足の中、同社は重点モデルの販売台数が伸びて増収。ただ、米国生産拠点における原材料価格や人件費の高騰が響いて減益となった。電動アシスト自転車は、上海ロックダウンの影響で部品調達が困難な状況で、生産遅れが影響した。また、第1四半期連結会計期間にバッテリーのリコールにともなう製品保証引当金を計上したことも減益の要因としている。

 

ボート関連の売上高は前年同期比24.3%増加の2559億円、営業利益が12.6%増加で496億円であった。先進国を中心に船外機市場で需要が堅調に推移し、米国向けの船積みが改善し出荷が進んだことで販売台数が増加。マリン事業全体では、円安効果もあり増収、増益となった。

 

工業用機械のロボティクスでは、売上高が前年同期比2.3%減少の578億円、営業利益は同10.0%減少の81億円であった。上海ロックダウンや国内も電子部品不足が影響。当社の販売も前年からの受注残を抱えながらも、電子部品不足の影響を受け減収となりました。人件費など販管費の増加や部材の高騰により減益となった。

 

金融サービスでは売上高が前年同期比18.8%増加で280億円、営業利益は同5.8%減少で93億円。その他の事業で売上高が同8.7%増加の385億円、営業損失14億円であった。

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